※この記事は、実際によくあるご相談をもとに書いています。
以前、雑誌で人生相談のページを担当していました。
回答者は、とある著名人。
私の役割は、寄せられた相談の中から掲載するものを選び、その方の回答を文章にまとめることでした。
その仕事を通して、本当にたくさんの人生相談を読みました。
恋愛、人間関係、家族、仕事……。
相談内容は一つひとつ違います。
でも、多くの相談に触れていると、ある共通点が見えてきました。
それは、
真面目な人ほど、問題が起きると、まず自分に原因を探してしまうことです。
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「あの時、違う言い方をしていれば」
「もっと我慢していれば」
「自分が変われば、うまくいったのかもしれない」
そうやって、自分の言動を何度も振り返る。
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もちろん、自分を振り返ることは大切です。
失敗から学び、次に生かせることもあります。
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ただ、悩み相談を読んでいて感じたのは、
何でも自分の責任だと考えてしまう人ほど、
必要以上に苦しんでいることが多いということです。
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人間関係は、一人だけで作っているものではありません。
相手の考え方。
その時の状況。
価値観の違い。
いろいろなものが重なって、一つの出来事が起きています。
それなのに、
一人で相手の分まで責任を背負い込んでいる人が、本当に多かったのです。
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真面目な人ほど、
・相手の言葉より、自分の言動を何度も振り返る
・「自分さえ変われば」と考えてしまう
・相手の問題まで、自分の責任として受け取ってしまう
そんな傾向があります。
どれも悪いことではありません。
むしろ、誠実だからこその考え方です。
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ただ、
本当は相手にも事情があり、
相手にも責任があるかもしれない。
それでも、
全部、自分の問題として抱え込んでしまう。
そうして少しずつ、心が疲れていくことがあります。
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本当に必要なのは、
「自分が悪いのか」を考え続けることではなく、
本当は何が起きていたのかを整理することなのかもしれません。
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自分の責任なのか。
相手の問題なのか。
どうにもならなかったことなのか。
それを一つずつ整理していくと、
見え方が変わることがあります。
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悩みは、
誰かを責めるためでも、
自分を責めるためでもありません。
まずは、今起きていることを整理してみる。
それだけで、気持ちが少し軽くなることがあります。
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人は、
「自分が悪い」と思い込むと、
起きた出来事を正しく見られなくなります。
だから、まずは事実を整理する。
自分の責任なのか。
相手の責任なのか。
誰にも責任がないことなのか。
それを一つずつ分けて考えることが、
苦しさを減らす第一歩だと思っています。
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こういう相談は、一人で考えていると堂々巡りになりがちです。
私は普段、一人では整理しにくい悩みを、文章を通して一緒に整理するお手伝いをしています。
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