一人で考えても、悩みが整理できない理由

一人で考えても、悩みが整理できない理由

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※この記事は、雑誌の人生相談コーナーでの経験をもとに書いています。

以前、私は雑誌の人生相談のページを担当していました。

たくさんの相談文を読んでいると、

「何度も考えているのに、全然整理できない」

という方が少なくありませんでした。


同じことを、何度も考えてしまう。

頭の中で、何度もやり取りを繰り返す。

それでも、

結論は出ないまま、時間だけが過ぎていく。


では、なぜ整理できないのか。

理由のひとつは、

「考えている内容そのものが、すでに混ざっているから」です。


出来事。

気持ち。

不安。

期待。


これらが一つになったまま考えていると、

どこから手をつければいいのかわからなくなります。


さらにもうひとつ、大きな理由があります。


それは、

「自分の考えを、自分で疑えないこと」です。


例えば、

「相手はもう自分のことを大切に思っていない」

と感じているとします。


それが本当に事実なのか、

それとも、自分の解釈なのか。


本来であれば、そこを切り分ける必要があります。


でも、一人で考えていると、

その“前提”を疑うことが難しい。


なぜなら、

自分の中ではそれが

「当たり前のこと」

として感じられているからです。


その結果、

解釈を事実だと思い込んだまま、

さらに考え続けてしまう。


だから、

考えれば考えるほど、

悩みが大きくなってしまうことがあります。


以前の記事で、

「出来事・気持ち・不安」に分けると整理しやすくなる、

という話を書きました。


でも、それを一人でやろうとすると、

どうしても元の状態に戻ってしまうことがあります。


混ざったものを、

混ざったまま扱ってしまうからです。


散らかった部屋を、

その場でぐるぐる歩き回っているような状態に近いかもしれません。


だからこそ、

一度、外に出して整理することが大切になります。


言葉にする。

書き出す。

誰かに話す。


そうやって、

頭の外に出していくことで、

初めて「分ける」ことができるようになります。


一人で考えていると、

出来事と気持ちと不安、そして期待までもが混ざってしまうことがあります。

その状態でいくら考えても、

答えはなかなか見えてきません。


整理されていないものは、

一人では整理しきれないこともあります。


だからこそ、

一人で抱え込まず、

一度、頭の中を一緒に整理してみませんか。

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