以前、雑誌の人生相談のページを担当し、
たくさんの相談文を読んでいたことがあります。
回答者は、とある著名人。
私の役割は掲載する相談を選び、その方の回答を文章にまとめることでした。
多くの相談文を読んでいると、気づくことがあります。
それは、
「悩みの多くは、たどっていくと“人間関係”に行き着く」
ということです。
仕事、お金、家族、恋愛。
それぞれはまったく違う悩みに見えても、その背景には人との関わりがある。世の中には、いろいろな人がいて、いろいろな考え方があります。だから、そこに「摩擦」が生まれる。
その摩擦が大きくなり、解決できなくなったとき、
「悩み」に変わるのです。
悩みを解決する方法は、2つしかありません
悩みの根本が人間関係なら、
それを解決する方法は、実は大きく2つしかありません。
相手が変わるか、自分が変わるか--。
でも、相手を変えることは本当に難しいです。人間は正しいことを言われたからと言って、「なるほど、その通りだ。じゃあ、直そう」と思うほど単純ではないからです。むしろ、正しいことを言われるほど意固地になって反発する場合だってあります。他人を変えるというのは、本当に一筋縄ではいかないし、時間がかかります。
すると、残る方法は「自分を変える」ことになります。
ただ、これも簡単ではありません。
ひと口に「変える」と言っても……
・期待を変える
・距離を変える
・話し方を変える
・会う頻度を変える
……など、多くの変え方があるからです。
しかも、何をどう変えればどんな効果があるのかわからないし、そもそも変えたくないという場合だってある。だから、「悩む」わけです。
自分を変える前に、やるべきこと
自分を変えて悩みを解決する場合、
まずやるべきは「自分の本音を探ること」です。
でも、その本音は、いろいろな感情に埋もれて見えづらくなっています。
怒り、悲しみ、不安、期待、罪悪感……。
こういった感情が覆い被さり、本音が見えなくなってしまっているのです。
だから、まずはそれらの感情をどかして、自分の本音を見つけ出す。
それが悩みを解決する第一歩だと思います。
散らかった部屋は、一人より、
誰かと一緒に片づけたほうが早い。
同じように、散らかった頭の中も、
誰かと整理することで、本当に望んでいることが見えてくる場合があります。
答えを出す前に、頭の中を整理する。
私は普段、そんな形でご相談をお受けしています。
詳しくはプロフィールでご紹介しています。