「正直者は馬鹿を見る」と感じたときに、ちょっと立ち止まって考えてみたいこと

「正直者は馬鹿を見る」と感じたときに、ちょっと立ち止まって考えてみたいこと

記事
占い
世間ではよく「正直に生きていればいつか報われる」「ルールやマナーを守ることが一番大切」と言われます。
でも、日々の生活や集団行動の中で、真面目にきっちりルールを守っている人ほど、周りの勝手な振る舞いに振り回されて「結局、正直者が馬鹿を見るだけじゃないか」と悲しい気持ちになることがありますよね。

実は私自身も最近、まさにそのような理不尽な状況に直面し、ひとりで深く悩んだ出来事がありました。
事前に共有されていた決まりごとを信じて、周りに迷惑をかけないよう不便を承知でルール通りに行動したのですが、いざその場に行ってみると、ほとんどの人が何食わぬ顔でルールを無視して楽をしており、真面目に守った私だけが余計な苦労をする結果になったのです。
しかも、こうした出来事は今回が初めてではなく、過去にも似たようなことが何度も繰り返されていました。
自分を後回しにしてまで周りを優先したのに、ルールを守った側がただ損をする。そんな現実を目の当たりにすると、心の中に強いモヤモヤと虚しさが込み上げてくるのは当然のことだと思います。

こういうことが多いのは事実。そのたび嫌な思いをした私は少し考えてみました。
「損をしている」と感じるとき、決して「誠実さ」やルールを守る姿勢が間違っているわけではないですよね。
問題は、その場のルールがどれくらいみんなに守られているかという、周囲の環境とのバランスが上手く噛み合っていないことにあります。

残念ながら、世の中には「周りがやっているから自分もやっていいだろう」と甘えてしまう状況がどうしても存在します。
どれだけ真っ直ぐルールに向き合っていても、周りの意識がゆるい場所では、優しさがただ「自分だけが我慢する」という理不尽な結果に繋がってしまいやすいのです。

もし今、「自分ばかりがルールを守って損をしている」と感じて苦しいなら、それは優しさや誠実さを、ルールが機能していない場所に100%注ぎ込むのを一度お休みするサインかもしれません。

周りの身勝手な行動にイライラしたり、無理に相手のルーズさに合わせたりする必要はありません。
大切なのは、「この場所はルールが守られにくい環境なんだな」と一歩引いて冷静に受け止め、自分の心を守るための境界線をそっと引くことです。
「きっちり守るべき大切な約束」と「みんなが流してしまっている決まり」を冷静に見極めて、自分の大切なエネルギーをどこにどれだけ使うかを、自分でコントロールできるようになれば、周りの行動に心が振り回されることは少なくなっていくかもと思っています。

誠実さは、本来とても素晴らしい価値のあるものです。
私は、そんな自分を受け入れ好きでいようと思います。

だからこそ、理不尽な環境に振り回されて消耗してしまうことなく、自分自身の心や、本当に信頼できる大切な場所のために使えるようになったとき、この心のモヤモヤはすっきりと解消され、自分らしく納得のいく選択ができるようになる気がします。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す