1. 人は、どんな順番で購入を決めるのでしょうか?
前回の記事では、どれだけ素晴らしい商品やサービスでも、人の心が動かなければ購入には至らないという話を書きました。
では、その「人の心を動かすメッセージ」は、どのように作ればいいのでしょうか。
今回は、その考え方の土台についてお話しします。
2. 売れる設計には共通点があります。
世の中には、何十年も売れ続けている商品があります。
反応の良い広告があります。
契約率の高い営業マンがいます。
一見すると、業界も商品も手法もバラバラです。
しかし、それらを一つひとつ分解してみると、不思議なことに共通した特徴が見えてきます。
トップセールスや有名なコピーライター、マーケターは、必ずしも理論を学んだから成果を出したわけではありません。
人の心を動かすことが得意な人もいますし、経験の中で自然と身につけた人もいます。
ですが、そのメッセージを後から分析すると、多くの場合、似たような流れで組み立てられています。
つまり、人の心が動く順番には共通点があるということです。
そして、その共通点を整理したものが、セールスライティングのフレームワークです。
3.代表的なのが「PASONAの法則」です。
数あるフレームワークの中でも、有名なのがPASONAの法則です。
Problem(問題提起)
Affinity(共感)
Solution(解決策)
Offer(提案)
Narrow down(限定)
Action(行動)
英単語が並ぶので難しく感じるかもしれませんが、今は覚える必要はありません。
大切なのは、「人の心が動く流れを整理したものなんだ。」
と理解することです。
4.ではなぜ、この順番なのでしょうか。
例えば、初対面の相手から突然、「この商品、とても良いですよ!」
と言われても、多くの人は興味を持ちません。
なぜなら、まだ自分に必要なものだと感じていないからです。
一方で、「こんなお悩みはありませんか?」と、自分が抱えている問題を言い当てられると、「それ、まさに自分のことだ。」
と耳を傾け始めます。
つまり、人は商品を見て購入を決めるのではなく、
心理が少しずつ動いた結果として購入を決めるのです。
PASONAは、この自然な心理の流れを整理したフレームワークです。
だから、ホームページや広告だけではなく、
営業トークや接客、商品紹介など、さまざまな場面で活用されています。
次回は「Problem」と「Affinity」
PASONAには6つの要素がありますが、私は特に最初の2つが重要だと考えています。
Problem(問題提起)
Affinity(共感)
この2つができるかどうかで、その後の反応は大きく変わります。
次回は、この2つを中心に、実際の営業やサービス販売も交えながら詳しく解説していこうと思います。
おまけ:AIプロンプト
サービスを販売する前に、一度AIへこんな質問をしてみてください。
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あなたはマーケティングコンサルタントです。
私が販売したい商品・サービスについて説明します。
この商品を購入する人は、どのような心理の流れで購入を決断すると考えられますか?
いきなり改善案を提案するのではなく、
・最初に何を感じるか
・興味を持つきっかけは何か
・購入を迷う理由は何か
・最終的に購入を決断する要因は何か
を、購入者目線で順番に分析してください。
最後に、その流れの中で不足しているメッセージがあれば教えてください。