前回の記事では、サービスの出発点には大きく3つある、という話を書きました。
誰かの困りごとを解決する。
今ある方法をもっと良くする。
新しい価値を生み出す。
では、そのアイデアはどこから生まれるのでしょうか。
「ある日突然ひらめく。」
そう思われがちですが、私は少し違う考えを持っています。
アイデアは「思いつく」のではなく、「見つかる」
例えば、新しいサービスを考えようとして机に向かっても、なかなか思いつきません。
それは当然です。
アイデアは、頭の中だけでは生まれないからです。
私は、アイデアとは絶え間ない疑問と観察の中で見つかるものだと思っています。
例えば飲食店を例にしてみます。
店長は求人を出しています。
スタッフが急に休みます。
シフトを組み直します。
また求人を出します。
一つひとつは、ただの日常です。
でも、これを何度も観察していると、あることに気付きます。
「この業界は、人手不足というより、店長の時間不足が本質なのではないか。」
ここで初めて、アイデアの種が見つかります。
点を集めると、線になる
一つの求人広告。
一つの口コミ。
一つの業界用語。
これだけでは、ただの情報です。
でも、同じような情報を集め続けると、不思議なことが起こります。
最初はバラバラだった情報がつながり始めます。
さらに観察を続けると、その業界全体の共通点が見えてきます。
私は、この瞬間がアイデアの種を見つける瞬間だと思っています。
アイデアが見つかったら、初めて自分を見る
ここでようやく、
「自分には何が作れるだろう。」
という問いを立てます。
この順番が大切です。
最初から、
「自分には何が作れるかな。」
と考えてしまうと、自分の知っていることしか出てきません。
でも、
市場を観察し、アイデアの種を見つけた後なら、
「この課題なら、自分の経験が活かせそうだ。」
「この不満なら、自分のスキルで改善できそうだ。」
という考え方に変わります。
サービスは、自分から始まるのではありません。
私は、サービスは自分から始まるものではないと思っています。
まず世界を観察する。
そこからアイデアの種を見つける。
そして最後に、
「その種を、自分ならどう育てられるだろう。」
と考える。
この順番で考えるようになってから、サービスのアイデアに困ることは少なくなりました。
次回は、この「アイデアの種」を、実際にサービスとして形にしていく方法について書いてみようと思います。
今日のAIプロンプト
あなたは事業開発コンサルタントです。
私と対話しながら、サービスのアイデアの種を一緒に探してください。
一度に結論を出そうとせず、一問一答で進めてください。
まずは私が経験してきた業界や仕事について質問してください。
その後、
どんな困りごとを何度も見てきたか
今の解決方法にどんな不満がありそうか
「もっとこうだったらいいのに」と感じたことは何か
を一緒に整理してください。
最後に、そこから考えられるサービスアイデアの種を5つ提案してください。
重要なのは、アイデアを無理に作ることではありません。私の経験や観察の中から、まだ言語化されていない「アイデアの種」を見つけることを目的にしてください。