前回の記事では、アイデアは「思いつくもの」ではなく、「見つけるもの」だという話を書きました。
では、そのアイデアの種を見つけた後はどうするのでしょうか。
私は、いきなりサービスを考えません。
まず、AIと一緒に「本当にそこが問題の核心なのか」を整理します。
ここを飛ばしてしまうと、良いアイデアだと思っていたものが、実は表面的な問題しか見ていなかった、ということがよくあるからです。
私がAIと壁打ちする時は、主に3つのステップで進めています。
① 疑問を整理する
最初は、とにかく疑問を書き出します。
例えば、
なんでこの業界では〇〇が当たり前なんだろう?
なんでみんな同じことで困っているんだろう?
なんでこの作業だけ昔から変わらないんだろう?
この段階では、答えを出そうとしません。
まずは「何が気になっているのか」を整理します。
② 問題の核心を探す
次に、その疑問をAIと一緒に深掘りします。
「なぜ?」
を何度も繰り返し、
本当に困っていることは何なのか。
他の原因は考えられないか。
少し離れた視点から見たら違う景色は見えないか。
そんな対話を繰り返します。
私は、この工程が一番重要だと思っています。
③ 解決策を検証する
問題の核心が見えてきたら、初めて考えます。
「これなら自分の経験やスキルで解決できるんじゃないか?」
ここで考えたアイデアも、そのまま採用はしません。
AIに、
「この解決策は、本当に問題の核心を解決している?」
と聞いてみます。
すると、
自分では気付かなかった穴や、もっと本質的な解決方法が見つかることがあります。
私はAIを、「アイデアを出してくれる道具」としては使っていません。
思考を整理し、問題の核心へ近付くための壁打ち相手として使っています。
その結果として、
サービスのアイデアは自然と形になっていきます。
おまけ:私が実際に使っているプロンプト
今回は長くなってしまうので、私が実際に使っている
疑問整理プロンプト
問題の核心を探すプロンプト
解決策を検証するプロンプト
この3つは、次回の記事でそのまま公開しようと思います。