認知症になる前に家族で話しておきたいこと

認知症になる前に家族で話しておきたいこと

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コラム
「親も高齢になってきたし、そろそろ終活のことを考えた方がいいのかな…」

そう思いながらも、なかなか話を切り出せない方は多いのではないでしょうか。

特に認知症については、「まだ元気だから大丈夫」と考えがちです。しかし、元気な今だからこそ話せることがあります。


認知症になる前の話し合いは、家族みんなを助けます


認知症になる前に家族で話しておくことは、とても大切です。

なぜなら、判断能力がしっかりしているうちでなければ本人の意思を確認できないことがあるからです。

たとえば、

・どこに預金口座があるのか
・加入している保険はあるのか
・介護が必要になったらどうしたいか
・自宅をどうするつもりなのか

こうしたことは本人にしかわからない場合も少なくありません。

元気なうちに話しておくことで、将来の不安を減らすことにつながります。


そのまま放置すると起こり得ること


もちろん、必ずトラブルになるわけではありません。

ただ、何も確認しないまま認知症が進んでしまうと、家族が困る場面が出てくることがあります。

例えば、

「どこの銀行に口座があるかわからない」

「保険に入っていると聞いていたけれど資料が見つからない」

「本人の希望がわからず介護の方針を決められない」

といったケースです。

家族が悪いわけではありません。

単純に情報が共有されていなかっただけなのです。

だからこそ、早めの会話が大切になります。

## 今から確認しておきたいポイント

では、具体的に何を確認すればよいのでしょうか。

まずは次の4つがおすすめです。


① お金や契約の管理状況


銀行口座や保険、年金などについて、大まかに把握しておきましょう。

細かい金額まで聞く必要はありません。

「どこに何があるか」がわかるだけでも十分です。

② 医療や介護の希望


将来介護が必要になった場合、本人がどのような生活を望んでいるのか聞いてみましょう。

正解はありません。

本人の考えを知ることが大切です。

③ 財産の保管場所


通帳や保険証券、重要書類の保管場所も確認しておくと安心です。
意外とタンス預金をしていることもありますので、確認が必要です。


④ 家族への想い


財産の話だけでなく、「家族に伝えておきたいこと」があるかも聞いてみましょう。
ここを確認しておく事で相続の際に揉めなくなる事もよくあります。


すぐにできる行動


難しく考える必要はありません。

まずは食事のときや帰省したタイミングに、

「最近、終活ってよく聞くけど何か考えてる?」

と自然に聞いてみるだけでも十分です。

最初から全てを確認しようとすると、お互いに構えてしまいます。

少しずつ話題にしていくことが大切です。


まとめ


認知症対策というと重たい話に感じるかもしれません。

しかし、本当の目的は財産の確認ではなく、本人の想いを家族が知っておくことです。

元気な今だからこそできる会話があります。

将来のためというより、家族が安心して過ごすために、一度ゆっくり話す時間を作ってみてはいかがでしょうか。


何から始めればよいかわからない場合は、一度状況を整理してみることがおすすめです。

私はFP2級保有・金融機関勤務経験を活かし、終活や相続準備に関する確認ポイントを整理する『終活チェック診断』サービスを提供しています。

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