毎日大渋滞!?アメリカの学校送迎システムが合理的すぎた

毎日大渋滞!?アメリカの学校送迎システムが合理的すぎた

記事
ライフスタイル
アメリカで暮らし始めて驚いたことはいろいろありますが、その中でも「これは日本と全然違う!」と思ったもののひとつが学校の送迎システムです。

日本だと子どもが徒歩で通学したり、保護者が校門まで迎えに行ったりする光景が一般的ですよね。
ところが私の住む地域では、学校の送り迎えはほぼ車。
特に朝と放課後は学校周辺にたくさんの車が並びます。
最初に見た時は、
「今日は何かイベントなのかな?」と思ったほど。
でもこれ、毎日の風景なんです。

朝の送りは比較的シンプル。
学校には「カープールレーン」と呼ばれる送迎専用の車列があり、保護者はその列に並びながら少しずつ前へ進みます。
先生やスタッフが外に立っていて、子どもたちは順番に車から降りていきます。
一見すると大渋滞なのですが、実際は流れ作業のようにどんどん進んでいくし、毎日の事で慣れているため意外と早く、見た目ほど混乱はありません。

そして私がさらに驚いたのが、午後のお迎えです。
これが本当に合理的。
まず保護者は車の列に並びます。
そして車のダッシュボード付近に、子どもの名前を書いた紙を置いておきます。
外から見えるようにするためです。
順番が近づくと、外に立っている先生がその名前を確認します。
そしてトランシーバーのような無線機で、
「○○(名前)、ナンバー3」
と校内の先生へ連絡。
まるで空港やイベント会場の運営を見ているようです。
先生の隣には5年生の委員会の子が番号札を持ち、こちらにその番号を見せます。何番に進めばいいかをお知らせするためです。

その後、前方に並んでいる「1番から9番」までの番号札のところへ車を進め、待機。
もちろん車から降りません。
すると校舎の中で連絡を受けた先生たちが子どもを呼び出し、それぞれの番号へ送り出してくれます。
そしてすぐに自分の子どもが現れ、そのまま車に乗り込む。
そして出発。
本当にドライブスルー方式です。

初めて見た時は、
「えっ、親は車から降りないの?」とびっくりしました。
でも考えてみると、この方法にはメリットがたくさんあります。
まず雨の日。
親は外で待つ必要がありません。
子どもも校舎から車までの短い距離を移動するだけなので、傘がいらないことも多いです。
テキサスのように暑い地域では、真夏に外で待たなくて済むのもありがたいポイント。

そして何より安全面。
先生が直接子どもを保護者の車まで誘導するので、誰が迎えに来たのかがしっかり管理されています。
アメリカでは誘拐や安全対策への意識が日本より高いと言われますが、このシステムもその一環なのだろうなと感じます。

さらに親目線で言うと、朝はとにかく楽です(笑)。
車さえ運転できればいい。
車から降りないので、急いでメイクをする必要もありません。
極端な話、起きてすぐでも、パジャマでも、いいのです(笑)
日本にいた頃の私は、「子どもを送る=親も身支度を整えて外に出る」というイメージを持っていたので、この気軽さには驚きました。

最初は大渋滞に見えた学校の送迎。
でも実際に利用してみると、先生たちの連携も見事で、車もどんどん流れていく。
合理性を重視するアメリカらしさが詰まった仕組みだなと思います。

海外生活をしていると、日本では当たり前だったことが当たり前ではなくなります。
そして「これ、意外と便利かも」と思う場面にもたくさん出会います。
学校のお迎えシステムも、そのひとつでした。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す