【言語化×ワークショップ4】今までの出来事と思いを繋いだら一本の線になった話

【言語化×ワークショップ4】今までの出来事と思いを繋いだら一本の線になった話

記事
ビジネス・マーケティング
一本の線が、見えた瞬間

お客様である板金塗装会社の社長さんと、言語化ワークショップをやらせてもらいました。


今回は「採用のためのホームページを作りたい」というツールが決まっていて、その前に一度整理しませんか、という提案に乗っていただいてのスタートでした。

でも、話していくうちに、いちばん心に残ったのは採用の話ではありませんでした。

社長さんの人生が、一本の線になって、今の仕事の核心につながっていた。その瞬間に立ち会えたことです。

今日は、その話をします。

子どもの頃、ラジコンを改造して喜ばれた

「社長さんは、そもそもなぜこの仕事を選びましたか?また、一番最初に『この仕事いいな』と思った瞬間を教えてください」


そう聞いてみると、社長さんは少し考えて、こう言いました。



「ものづくりとして嬉しかったことなら、思い出せますよ」


小学生の頃、友達の間でラジコンカーが流行っていたそうです。


社長さんは、友達のラジコンを改造してあげた。


自分が手を加えると走りが良くなって、友達が喜んでくれた。




それが、すごく嬉しかった。



自分の技術で、誰かが喜んでくれる。




これが、いちばん最初の原体験だったんだと思います。


本人も、話しながら「ああ、あれが始まりだったかもしれないな」という顔をされていました。

車が好きで、でも野球も好きで


そこから先は、車が好きな少年の話です。

ちょうど学生時代はF1が盛り上がっていた世代。


ドライバーや車が、とにかく好きだった。


一方で、野球にも本気で打ち込んでいて、選手を目指したいくらいだった。


車の仕事をするか、野球選手を目指すか。


どちらも諦めたくなくて、両立できる道を考えて、進路も選んでいった。



自分の意志で、車に近い場所へ。



社長さんは2代目で、先代はお父様です。


こう書くと「親が会社をしていたから継いだ」という話に聞こえるかもしれません。

でも、ご本人の口から出てきたのは「自分の意思で継いだ」という言葉でした。家業だから、なんとなく継いだ。そういう話ではなかったのです。



好きなものに、自分の足で近づいていった結果が、今だった。

そして、板金塗装の仕事へ


点を並べていくと、線が見えてきます。


ラジコンを改造して人に喜ばれた子どもが、車を好きなまま大きくなって、自分で選んで車に近い道を歩いて、今、板金塗装の会社をやっている。


そして、ワークショップの中で社長さんが何度も口にした言葉がありました。

「こんなに綺麗になるんだ!と喜ばれましてね」


事故やキズで傷んだ車が、自分たちの手で見違えるように綺麗になる。

それをお客さんが見て、驚いて、喜んでくれる。

そこにいちばんの価値がある、と。

そのために常に新しい技術を取り入れ、設備を入れてきた。


気づけば、お客さんから「車を綺麗にしてくれるパートナー」として
なくてはならない存在になっていた。



ここで、線がつながりました。



子どもの頃、ラジコンを改造して友達が喜んでくれた、あの嬉しさ。


今、車を綺麗にしてお客さんが喜んでくれる、この喜び。



同じです。



「自分の技術で、誰かが喜んでくれる」


その一点が、子どもの頃から今まで、ずっと一本の線でつながっていた。


私が「これ、ここにつながるんですね」と言うと、

社長さんも「ああ、本当だね」という表情をされていました。

図にすると、わかりやすい


今回はいくつものカテゴリーが出てきたので、それぞれの流れを簡単な図にしてお見せしました。

ChatGPT Image 2026年7月2日 07_57_59.jpg

実際には黒板で言葉を書いてつないでいきます





ラジコン → 車好き → 進学 →就職→ 板金塗装 → 「こんなに綺麗になるんだ」。



バラバラだった人生の点が、一本の線になって、今の仕事の喜びに行き着く。それを一枚の図にしたら、社長さんがこう言ってくれました。


「普段頭にあることだけど、整理して図にしてもらうと、わかりやすいですね」


私は、この言葉がとても嬉しかった。


これこそが、私のやりたい仕事だからです。

本人の中にバラバラにある想いや経験を、一本の線にして、ご本人に手渡す。 言葉にできていなかったものを、見える形にして返す。



採りたい人物像や、ホームページの構成といった実務的な話も、もちろん進めました。


でも、いちばんの収穫は、社長さん自身が「自分はこういう人間で、こういう想いでこの仕事をしているんだ」と、改めて見えたことだったように思います。

技術で、人を喜ばせたい。

子どもの頃のラジコンから、今の板金塗装まで。一本の線で、ずっとつながっていた。


その線を一緒に見つけられたことが、今回のいちばんの仕事でした。





ーーーー


「言語化ワークショップ」やっています。



「自分の商品・サービスの言葉がまだ見つかっていない」



「やりたいことはあるけど、うまく言葉にできない」



そう感じている方へ、問いで一緒に掘り起こします。


オンラインも対応可能です!


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す