情報加工や印刷に関わる仕事をしています。
連休が終わり、通常モードに変わりましたね。
体は慣れてきたでしょうか?また頑張っていきましょう!
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連休中のことです。
知り合いとカフェで話をしている時に、地域の○○委員の退任挨拶をするのだけど、人前で話すのが苦手だという話を聞きました。
その方は2年間その活動をして連休明けの総会で退任するので挨拶をする機会があったようです。
挨拶が苦手なのでカンペを用意したとのこと。
まずAIに「挨拶文を作って」と入力したものを見せてもらいました。
▼ 最初にAIが出してきた文章
本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。
今年度、〇〇委員支部長を務めさせていただきます〇〇です。
日頃より地域の皆さまには、〇〇活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
〇〇委員の活動は、地域の子どもたちやご家庭を支える大切な取り組みです。
今年度も皆さまと力を合わせながら、無理のない形で、あたたかい活動を続けていけたらと考えております。
至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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きれいな文章です。
「ちょっと違うんよな。どうしたらいいんだろうと思って」
という話でした。
きれいな文章ですが、よくよく見るとどうでしょうか?
誰が書いても出てくる言葉。
誰にでも当てはまる=誰にも刺さらない。
その人らしさが、どこにもない。
「なんかありそうですね。ちょっとこの活動について教えてもらえますか?」
そこで、5つの問いで聞いてみました。
1 「これ、誰に話すの?」
→「これから○○委員をやってくれる人に聞いてもらいたいんよね」
2. 「これからやってくれる人に聞いてもらいたいなら自分が○○委員始めたとき、どう思ってたの?」
→「前任の人は専門知識もある人でしごとできる人だったからもう始まる前は私でいいのか不安で不安で・・・だから同じように不安に思っている人が安心して活動できるよという話がしたいよね」
3. 「いいね、これから委員になる人が自分が体験したような不安な状態ではなく、安心した状態で活動していけるとこの挨拶に意味が出てくるよね。では実際の○○委員では何をしたの?」
→「地域の健康ボランティアとして年に3回の支部会や勉強会に参加したり、地域の検診の回覧・取りまとめ、検診の案内係とか・・・」
4. 「じゃあその内容は詳細に言えるのね。で、実際○○委員やってみて、なんかメリットあったの?」
→ 「あったあった、お医者さんとか保健師さんの話が聞けるから、健康とかの意識は高くなったよね。これに気を付けて生活しようとか取り入れたことはあったと思うで。」
5. 「そりゃメリットあるね!ただ地域の役員やらされるなら嫌な思いしかないかもしれんけど、健康について詳しくなったら自分も家族も気をつけられるとかメリット聞いてやってみようかとかポジティブに捉える人も出てくるよね。じゃあ、これから○○委員やる人に、どうなってほしいの?」
→「さっきもいったけど不安はあるかもしれんけど、自分だけ負担とか抱えないで、1つ1つできることから参加していったらやってよかったと思えるようになると思うんよね」
「これだけ出てくれば良い挨拶十分にできるで!」
言葉が出るたび承認しながら問いを立てる。
言葉が出てきたら、話の流れを渡しました。
最初はこう思っていて
→ 実際にこれをやって
→ こう感じた
→ だからみなさんも頑張っていきましょう
この構造に沿って詳細な内容を箇条書きにしたものを、
その後、本人がAIに入力して文章にしてもらいました。
できあがった文章がこちらです。
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▼ 5つの問いのあとにできた文章
おはようございます。最近暑かったり、寒かったりでみなさま、体調が崩されていませんでしょうか?
本日は連休明けで、おいそがしい中集まりいただきましてありがとうございます。私、人前でお話しするのは苦手ですので、作文を書いてきましたので、読ませていただきます。
2年前はじめての支部会に参加した時、「○○委員って一体何をするんだろう」と、緊張しながら参加したのを覚えています。
実際の活動としては、地域の健康ボランティアとして年に3回の支部会への参加、地域の検診の回覧・取りまとめ、検診の案内係などの派遣ボランティアを年に2回行いました。
支部会では、保健師さんから健康に関するお話を聞かせていただいたり、簡単にできる体操を教えていただいたり、お医者さんや大学の先生などに来ていただき研修を受けたりと、自分自身の健康意識も高まるよい機会にもなりました。
また、保育園での虫歯予防教室にも参加し、園児にクイズを出したり、パペットを使って歯みがきの大切さを伝える活動もさせていただきました。普段なかなかできない貴重な体験で、子どもたちが興味を持って聞いてくれる姿がとてもかわいらしくて、印象に残っています。
最初は活動に対して、不安もあると思いますが、一人で頑張るものではなく、皆で協力しながら進めていく活動ですので、無理のない範囲で関わっていただけたらと思います。
これから担当される皆さまの2年間が実り多いものとなりますことを願いまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。
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「○○委員って一体何をするんだろう」という最初の一言から。
これはただ「挨拶作って」と伝えだけではAIから絶対に出てこない言葉です。
保健師さんや医師から学んだこと、その人が実際に経験した場面だけが持っている言葉が、問いによって引き出された素材です。
AIに出す前の言葉を整理する。
書いてあげるんじゃなくて、一緒に作る。
この型は挨拶だけでなく、自己紹介・ニュースレター・社内報など「何を書けばいいかわからない」人すべてに使えると思っています。
話すことが苦手な人ほど、実は話すべきことを持っている。
問いがあれば、言葉は出てくる。
問いを一緒に立てながら一緒に作る。
そんな仕事を増やしていきたいと思います。