資料作成を誰かにお願いしたいと思ったとき、こんなことで悩んだことはありませんか?
「どんなデザインにしたいか、うまく説明できない」
「見やすい資料にしたいけれど、具体的なイメージがない」
「こんな状態で相談しても、相手を困らせてしまうのでは?」
資料作成を依頼するとなると、完成イメージをある程度決めてから相談しなければならないと思う方もいるかもしれません。
もちろん、具体的なイメージが決まっていれば、依頼内容を伝えやすくなります。
ただ、最初からすべてを決めておく必要があるとは限りません。
むしろ、何をどうしたらよいか分からないからこそ、相談したいという場合もあると思います。
今回は、資料作成を依頼したいけれど完成イメージが決まっていないとき、どのように相談を進めればよいのかについて書いてみます。
完成イメージが決まっていなくても、相談できる場合がある
資料作成の依頼というと、完成形を細かく指定して、それを作ってもらうイメージがあるかもしれません。
例えば、「背景は白で、見出しは青色、図は右側に配置してください」といった具合です。
こうした具体的な指定があれば、依頼を受ける側も作業内容を把握しやすくなります。
しかし、実際には、そこまでイメージが固まっていないこともあると思います。
例えば、研修で使用するPowerPointを作りたいけれど、どのような構成にすればよいか分からない。
あるいは、Wordで作成した資料を見やすく整えたいけれど、何をどう変更すればよいか説明できない。
こうした場合でも、相談を通して方向性を整理できることがあります。
ただし、すべての出品者が構成の提案やデザインの相談に対応しているとは限りません。
決められた内容をそのまま資料にするサービスもあれば、構成や見せ方から相談できるサービスもあります。
そのため、完成イメージが決まっていない場合には、最初にそのことを伝え、どこから相談できるのか確認しておくとよいと思います。
完成イメージが決まっていないことと、依頼できないことは同じではありません。
デザインより先に、資料の目的を考えてみる
完成イメージが決まっていないとき、無理に色や配置を考えようとすると、かえって迷ってしまうことがあります。
そんなときは、まず資料の目的から考えてみる方法があります。
例えば、研修資料であれば、誰に何を伝えるための資料なのか。
業務マニュアルであれば、誰がどのような場面で使用するのか。
学会発表のスライドであれば、どのような研究内容を、何分間で発表するのか。
こうした情報が分かると、資料の方向性を考えやすくなります。
例えば、同じPowerPointでも、高校生向けの説明会と、専門職向けの研修会では、適した表現や情報量が異なる場合があります。
高校生向けであれば、専門用語の説明や視覚的な分かりやすさが重要になるかもしれません。
一方、専門職向けの研修では、根拠となる情報や具体的な数値、実務に必要な内容が重要になることがあります。
もちろん、実際の構成はテーマや目的によって異なります。
ただ、こうした違いを考えるうえでも、資料の目的や対象者は大切な情報です。
「青色を使いたい」「イラストを多くしたい」といったデザインの希望がなくても、何のための資料なのかが分かれば、そこから方向性を検討できます。
「こんな雰囲気がいい」という情報も役に立つ
完成イメージを言葉で説明するのは、意外と難しいものです。
例えば、「すっきりした資料にしたい」と言っても、人によって思い浮かべるデザインは異なります。
文字が少なく余白の多い資料を想像する人もいれば、情報が整理された表や図を中心とした資料を想像する人もいるでしょう。
そんなときは、参考になる資料を見せる方法があります。
例えば、以前使用したPowerPointや、社内で使われている資料などです。
その中から、「この見出しの雰囲気が好き」「この配色は見やすい」「この図のように整理したい」と伝えるだけでも、方向性を共有しやすくなります。
反対に、「このようなデザインは避けたい」という情報も役立ちます。
例えば、色が多すぎる資料は避けたい、装飾が多いデザインよりも落ち着いた雰囲気にしたい、といった希望です。
完成形を一から説明するのではなく、好きな部分や避けたい部分を伝える方法でも構いません。
ただし、インターネット上で見つけた資料や画像を参考にする場合には、著作権などに注意が必要です。
参考にすることと、他人のデザインや画像をそのまま無断で使用することは異なります。
参考資料は、完成品をそのまま再現してもらうためではなく、方向性を共有するために活用したいところです。
「何を任せたいのか」が分かると相談しやすい
完成イメージが決まっていなくても、何を任せたいのかが分かると、相談を進めやすくなります。
例えば、PowerPointの資料作成であれば、次のような違いがあります。
すでに文章や図表が完成していて、見た目だけを整えてほしい場合。
Wordでまとめた原稿をもとに、PowerPointへ整理してほしい場合。
あるいは、資料の構成から一緒に考えてほしい場合です。
同じ資料作成でも、必要な作業は大きく異なります。
見た目の調整だけであれば、既存の内容を活用して作業できることがあります。
一方、構成から検討する場合には、資料の目的や内容を確認する時間が必要になることもあります。
また、文章の修正や図表の作成まで依頼する場合には、対応範囲や費用が変わる可能性があります。
そのため、最初の相談では、完成イメージを細かく説明することよりも、現在どこまで準備できていて、どこから任せたいのかを伝えることが大切です。
例えば、「Wordの原稿はありますが、スライド構成は決まっていません」という説明でも、現在の状況が伝わります。
分からないことを無理に決める必要はありません。
決まっていることと、まだ決まっていないことを分けて伝える。
これだけでも、相談は進めやすくなると思います。
相談しながら完成イメージを具体化する方法
では、実際にどのように相談を進めればよいのでしょうか。
例えば、研修資料の作成を依頼する場合を考えてみます。
最初の段階では、「看護職向けの研修で使うPowerPointを作りたい」という情報だけかもしれません。
そこから、研修時間や対象者、伝えたい内容、元になる資料の有無などを確認していきます。
そのうえで、文字中心の資料が適しているのか、図表を活用した方がよいのか、どのような構成にするのかを考えていきます。
場合によっては、最初に数枚のスライドを作成し、デザインや情報量を確認する方法もあります。
ただし、試作や構成提案に対応しているかどうかは、サービスによって異なります。
そのため、依頼前に、どの段階で完成イメージを確認できるのかを相談しておくと安心です。
また、修正回数や修正できる範囲についても、事前に確認しておきたいところです。
例えば、文字色や配置の変更と、資料全体の構成変更では、必要な作業量が異なります。
完成イメージを相談しながら決める場合ほど、途中でどのような確認ができるのかを共有しておくことが大切です。
予算や納期も、最初に伝えておきたい
完成イメージが決まっていない場合でも、予算や納期はできるだけ早い段階で伝えておきたい情報です。
例えば、発表日が決まっている資料であれば、いつまでに完成させる必要があるのかが重要になります。
また、資料の枚数や内容、構成提案の有無などによって、必要な作業時間が変わることがあります。
予算についても、最初から正確な金額を決められない場合があると思います。
そのような場合には、希望する予算の目安を伝えたうえで、どこまで対応できるのか相談する方法があります。
例えば、予算内では全体の新規作成が難しくても、既存資料のレイアウト調整であれば対応できる場合もあります。
ただし、実際に対応できる内容は、依頼先のサービスや作業条件によって異なります。
大切なのは、完成イメージが決まってから予算や納期を考えるのではなく、これらの条件も含めて相談することです。
そうすることで、現実的な作業範囲を検討しやすくなります。
最後に
資料作成を依頼したいと思っても、完成イメージが決まっていないことはあると思います。
どのような色にすればよいのか、どのような構成にすればよいのか、何枚くらいの資料が適切なのか。
こうしたことを最初からすべて決めるのは、簡単ではありません。
ただ、完成イメージが決まっていないからといって、必ずしも相談できないわけではありません。
資料の目的や対象者、使用する場面、現在準備できているものなどを伝えることで、方向性を整理できる場合があります。
また、参考資料や避けたいデザイン、予算、納期なども、相談を進めるうえで役立ちます。
もちろん、どこまで相談できるかは、依頼先のサービスによって異なります。
だからこそ、最初に対応範囲を確認しておくことが大切です。
完成イメージを決めてから相談するのではなく、相談しながら完成イメージを整理していく。
そんな進め方ができる場合もあります。
資料作成を依頼するときは、無理に完成形を決めようとせず、まずは今の状況を整理するところから始めてみてもよいと思います。
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研修資料や講義資料の作成については、サービスでも対応しています。完成イメージがまだ決まっていない場合も、まずは現在の資料やご希望をお聞きし、対応できる範囲をご案内します。必要に応じてご相談ください。