カウンセリングを受けるタイミングはいつ?「まだ大丈夫」と思っている方へ

記事
コラム
カウンセリングを受けるタイミングがわからない。
そう感じて、相談をためらっている方は少なくありません。

「まだ仕事には行けている」
「生活は何とかできている」
「もっと大変な人もいるはず」
「この程度で相談していいのかな」

そんなふうに考えているうちに、自分のしんどさを後回しにしてしまうことがあります。

けれど、カウンセリングは限界まで我慢した人だけが利用する場所ではありません。
気持ちが重くなってきた時、同じ悩みを何度も考えてしまう時、誰かに話したいけれどうまく言葉にできない時にも、相談を考えてみて大丈夫です。

この記事では、カウンセリングを受けるタイミングについて、迷っている方に向けてわかりやすく整理します。

カウンセリングは「限界になってから行く場所」だけではありません

カウンセリングというと、深刻な悩みがある人や、もう自分ではどうにもできない人が受けるもの、というイメージを持つ方もいます。

もちろん、つらさが大きい時に相談することも大切です。
ただ、カウンセリングはそれだけではありません。

たとえば、

気持ちを整理したい
誰にも言えないことを話したい
自分の考え方の癖に気づきたい
同じ悩みを繰り返してしまう理由を見つめたい
これからどうしたいのか一緒に整理したい

こうした段階でも、カウンセリングを利用することがあります。

大切なのは、「もう限界かどうか」だけで判断しないことです。
少ししんどい、でも我慢できてしまう。
その段階で相談することで、気持ちの整理に役立つことがあります。

「まだ大丈夫」と思ってしまう人ほど、相談を後回しにしやすい

「まだ大丈夫」と思うこと自体は、悪いことではありません。
日々を何とか乗り越えようとしているからこそ、そう考えるのだと思います。

ただ、「まだ大丈夫」が続きすぎると、自分のつらさに気づきにくくなることがあります。

たとえば、本当はしんどいのに、

これくらいで弱音を吐いてはいけない
もっと頑張らないといけない
人に迷惑をかけたくない
相談しても何を話せばいいかわからない
自分の悩みは大したことではない

と考えてしまうことはありませんか。

もし思い当たるなら、それは「相談してはいけない理由」ではなく、一人で抱え込みすぎているサインかもしれません。

厚生労働省の「まもろうよ こころ」でも、電話やSNSで悩みを相談できる窓口が案内されています。一人で抱え込まず、相談先を使うことは選択肢のひとつです。

相談を考えてもよいサイン


カウンセリングを受けるタイミングに、明確な正解があるわけではありません。
ただ、次のような状態が続いている場合や、日常生活に影響が出ている場合は、一度相談を考えてみてもよいかもしれません。

気分の落ち込みが続いている
不安や緊張が強く、落ち着かない
同じことを何度も考えてしまう
眠りにくい、途中で目が覚める、寝ても疲れが取れない
食欲が落ちている、または食べすぎてしまう
集中しにくい
自分を責める時間が増えている
人と話すことがしんどい
外出するのがつらい
生活はできているけれど、心の余裕が減っている

これらに当てはまるからといって、すぐに病気だと決まるわけではありません。
また、「この状態なら必ずカウンセリングが必要」ということでもありません。

ただ、「つらさが続いている」「一人で抱えるのがしんどい」「誰かに話したいけれど、うまく言葉にできない」と感じるなら、相談を検討するきっかけにして大丈夫です。

NCNPのこころの情報サイトでも、こころの健康状態が気になるときの相談先として、公的機関やメンタルヘルスの専門家などが紹介されています。

悩みがまとまっていなくても相談して大丈夫です

カウンセリングをためらう理由のひとつに、
「何を話せばいいかわからない」
という不安があります。

でも、最初から悩みをきれいに説明できなくても大丈夫です。

たとえば、

「何がつらいのか、自分でもよくわからない」
「最近なんとなく気持ちが重い」
「話したいことはあるけれど、言葉にできるか不安」
「大きな出来事があったわけではないけれど、ずっと疲れている」

このような状態から話し始めても問題ありません。

悩んでいる時ほど、頭の中が整理できないのは自然なことです。
カウンセリングは、正しい答えを用意して行く場所ではありません。
今感じていることを少しずつ言葉にしながら、自分の気持ちや状況を一緒に整理していく時間です。

もし不安な場合は、相談前に簡単なメモを用意しておくのもよい方法です。

たとえば、

最近つらいと感じた場面
眠りや食欲の変化
よく考えてしまうこと
誰にも言えずに抱えていること
相談で少し整理したいこと

などを、箇条書きで書いておくだけでも話し始めやすくなります。

もちろん、メモがなくても大丈夫です。
「うまく話せるかわからない」という気持ちも、そのまま話していただいて大丈夫です。

早めに相談することで、気持ちを整理しやすくなることもあります

悩みは、小さいうちなら簡単に解決できる、というものではありません。
けれど、早めに誰かに話すことで、自分の中だけで抱えていたものが少し見えやすくなることがあります。

たとえば、話しているうちに、

本当は何に傷ついていたのか
何を我慢していたのか
どんな場面で苦しくなりやすいのか
自分にどんな言葉をかけ続けていたのか
これから何を少し変えたいのか

に気づくことがあります。

一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。
誰かに話すことで、悩みがすぐになくならなくても、少し距離を置いて見られるようになる場合があります。

だからこそ、「まだ限界ではないから相談してはいけない」と思わなくて大丈夫です。
迷っている時点で、相談を考えてよいサインかもしれません。

つらさが強い時は、今すぐつながれる相談先を利用してください

ただし、つらさがとても強い時や、
「消えてしまいたい」
「自分を傷つけてしまいそう」
「今すぐ誰かに助けてほしい」
と感じる時は、カウンセリングの予約を待たず、今すぐつながれる相談先を利用してください。

そのような時は、一人で抱え込まないことが大切です。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNS、チャットなどで相談できる窓口が紹介されています。電話相談窓口のページでは、#いのちSOS、よりそいホットライン、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルなども案内されています。

また、働く方やそのご家族向けには、厚生労働省の「こころの耳」で、仕事やこころの健康に関する相談窓口も紹介されています。

カウンセリングは、気持ちを整理するための大切な選択肢のひとつです。
ただ、緊急性が高い時には、より早く安全につながれる支援を使うことも必要です。

まとめ:迷っている時点で、相談を考えてよいサインかもしれません


カウンセリングを受けるタイミングに、「ここまでつらくなったら」という明確な線引きはありません。

「まだ大丈夫」
「この程度で相談していいのかな」
「何を話せばいいかわからない」

そう思っている時点で、すでに一人でたくさん考えてきたのかもしれません。

カウンセリングは、限界まで我慢した人だけのものではありません。
気持ちが重くなり始めた時、同じ悩みを繰り返し考えてしまう時、自分の気持ちを整理したい時にも、相談を考えてみて大丈夫です。

話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。
今感じていることを、そのまま言葉にするところから、一緒に整理していきます。

必要な方は、ココナラの相談ページもご覧ください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら