「数字を入れたのに、商談で響かなかった」
営業の現場でよく聞く話です。
数字は資料の説得力を支える要ですが、入れるだけでは効きません。同じ数字でも、見せ方ひとつで「ふーん」になるか「それは大きい」になるか、印象がまるで変わります。
今日は、現役の法人営業として「数字の見せ方」で意識している3つの工夫をまとめておきます。
1. 「絶対値」より「変化」を見せる
「導入企業 100社」と書くと、相手は「多いの?少ないの?」と判断軸を持てません。
「導入企業 100社(昨年同月比2.5倍)」と書くと、相手は「伸びている」とすぐに理解します。
絶対値を出すなら、必ず比較対象を添える。
・昨年同月比、3ヶ月前比、業界平均比
・「導入前は◯◯時間、導入後は◯◯時間」のBefore/After
・「同業のうち上位X%」
数字の隣にもう1つ数字を添える。これだけで読み手は「動き」を感じられます。
2. 「桁」をどう書くかで印象が3倍変わる
同じ事実でも、桁の表現で印象が大きく変わります。
例:
・「年間1,234,567円のコスト削減」← 数字が大きすぎて頭に残らない
・「年間120万円のコスト削減」← 読みやすいが、まだ普通
・「月10万円、年間120万円のコスト削減」← 「月10万円」が頭に残る
・「3年で360万円、新車1台分」← 「新車1台分」で具体イメージ
人は「自分の生活で感じられる単位」に変換されると、初めて数字を信じます。年商何十億ではなく、月や日にブレイクダウンすると刺さりやすい。
3. 「いつ」「どれだけ」が分かる時系列で見せる
意思決定者が一番気にしているのは「投資して、いつ効くか」です。
「導入後にROIが改善します」と書くだけだと、相手はいつなのか分からない。
代わりに、こう書きます:
・「Day 1:◯◯が変わる」
・「Day 30:◯◯が見える」
・「Day 90:投資回収ライン」
「いつ、何が起きるか」を時系列で並べると、相手は「3ヶ月後の自分」を想像できます。想像できると、意思決定が動きます。
おわりに
数字は、入れるだけでは説得力になりません。
「比較」を添える、「桁」を読みやすく工夫する、「時系列」で見せる。この3つだけで、資料の印象は大きく変わります。
私は現役の法人営業として、こうした「数字の見せ方も含めて伝わる」営業資料をココナラで承っています。
「数字を入れたのに、商談で反応がない」とお感じの方は、ぜひプロフィールから出品ページをのぞいてみてください。
それでは、明日の商談も良い1本になりますように。
みなと|現役の法人営業