こんばんは、心象画家の卯月螢です。
HSP気質の繊細な感覚と色彩心理の知識を大切にしながら、画家・色彩心理セラピストとして活動しています。
私は現在、絵を描き、SNSやウェブショップを通じて表現を届け、色彩心理の知識を生かして執筆をする・・という仕事を生業にしています。
しかし、かつての私は、この「絵を描いて仕事をしている」というたった一言が、どうしても口に出すことができませんでした。
知人との世間話で「今、何をしているの?」と尋ねられるたび、言葉を濁し、なんとなくはぐらかしてしまうのです。
そのたびに、「どうして私は、大好きなことを仕事だと言えないのだろう?」と自分自身へ問いかけていました。
〈この仕事で生きていきたい〉とやっと形にした仕事です。
その為には時間も努力も惜しみません。
「・・なのに、なぜ胸を張れないんだ?」とモヤモヤしていたのです。
その答えは、潜在意識のワークを通じて明らかになりました。
私の中に深く根を張っていた「仕事の概念」の書き換えが必要だったのです。
「楽しいことは、仕事ではない」
私の中にあったのは、そんな根深い思い込みが根強くありました。
当時の私は、「楽(らく)をする」ことと「楽しく仕事をする」ことを、完全に同義語として混同していたのです。
ワークを進めると、次々と自分を縛る古い価値観が溢れ出てきました。
「お金は苦労しないと手に入らないもの」
「愛情はすぐになくなるもの」
育った家庭環境や過去の記憶が、自分を守るための鎧として、いつの間にか「苦労しなければ価値がない」という信念を作り上げていたことに気づいたのです。
けれど、いま私は確信を持って言えます。
「楽(らく)をすること」と「楽しく仕事に打ち込むこと」は、全くの別物であると。
いまの私は、自分の想いを形にするためなら、何日、何週間、何カ月という時間をかけることも、まったく苦ではありません。
それは「楽」をしているからではなく、自分の魂が望む方向へ、全身全霊で熱中しているからです。
何かを形にするという事は、自分の内側から溢れる表現に向き合い、細部までこだわり抜く作業です。
決して簡単な事ではありません。
微かな違和感に苦悩し挫折する事もあります。
しかし、そこに費やす時間は、私にとって何よりも尊い「情熱」という生きている実感なのです。
かつて、日々を思い出し描いた心の風景の色は、緊張と恐れの〈黄色〉でした。誰かの評価を気にして自分から目を背けてきた私にとって「失敗してはいけない」という強い信念の象徴だったのです。
しかし、いまの私にとっての黄色は、もっと自由な「目覚め」や「純粋な楽しさ」の色へと変わりました。
楽しさを思い出した時の心臓の鼓動を指針として、誰かの意見ではなく〈自分の判断〉で物事を選べるように微調整してきたからです。
その思いは〈楽しいか?緊張か?〉立ち止まり確認し、昔の信念を解きほぐしてきたのです。
「楽しい」という感覚は、創造性を最大限に引き出してくれるもの。
そして、心も軽く行動も迅速に疲れさえも凌駕する、かつてない高揚感を与えてくれるもの。
そう理解できたとき、私の仕事に対する概念は、驚くほど軽やかに書き換わりました。
「仕事とは、苦労することではなく、自分の価値を信じ楽しみを形にしていくプロセスである」
そう自分に許可を出せたとき、初めて私は、心から「私は画家として、この仕事を生きています」と言えるようになりSNSでの投稿も執筆する文章も変わってきたのです。
仕事とは〈自分の人生を賭けて形にし続けられる事〉
何ものにも代えがたい、自分らしい表現の道を歩むこと。
もとは古語の「し(為すこと)」と「こと(事)」が組み合わさった〈しこと〉が由来だそうです。〈しこと〉とは【何かを為すこと、行う事】
人生で「何かを為した」という実感を残せることだと思います。
それは、絵を描き文章を描く事だけではなく、家事や子育てにも通じ、情熱を傾けられる行動でもあるのです。
自分の人生に軌跡をの残せるのは誰でもない、自分自身です。
「この道で生きていきたい」
数十年思い描いた生き方でした。
その思いを形に出来た喜びを、私は何よりも大切にしていきたいと思っています。
「こんなはずでは無かった」と日々の忙しなさに、原点を見失っていませんか?他人の価値観や忙しさに埋もれたその奥に、あなたが「為したい事」が眠ているかもしれません。
日々の中、1時間でも構わないので【自分の気持ちと向き合う時間】を作ってみてください。
あなたのまわりの色彩にヒントが隠れているかもしれません。
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