こんばんは、心象画家の卯月螢です。
HSP気質の繊細な感覚と色彩心理の知識を大切にしながら画家・色彩心理セラピストとしての活動しています。
新しい商品の「オーダー心象画」本日もお気に入りを頂けてとても嬉しい朝を迎えました。新しいものを掲載しるとやはりドキドキしますね。
毎朝通知を気にしてしまい、こうして良いお知らせを聞くと浮き立ってしまいます。
今日から7月。
今年もあと半分を折り返しましたね。
活発的な印象がする〈夏〉ですが、私にとっては〈偲ぶ夏〉少し繊細な季節です。両親が旅立った季節なので命日が来るたびに、昨日のように思い出が溢れ知らず涙を流してしまう事があります。
そのせいか数年間、夏は後悔と懺悔の夏でした。
しかし、今年は少し違う心持ちで過ごせそうな気がします。
その事に気付かせるのも〈色彩〉であるのは、私らしい気がしますね。
少し〈補色〉の見方について執筆していたのですが、やはり自然と両親の事を書く事になりました。
私は両親を介護して見送ってきました。
いくら元介護職とはいえ、親を世話して見送るの事は〈業務〉として冷静ではいられません。幼かった頃、とても大きく頼りがいのある両親が、自分より背が低くなり小さくなっていく姿は切ないものです。
母は病気により数十年前に他界、父の介護はコロナ過で行う事になり、筆舌しがたい過酷さがありました。
私は幼い頃よりHSP気質の考え方の違いで、両親に理解されないという悩みと怒りを抱えて生きてきました。名前が付いても受け入れられる事は難しく、父は私の言葉に戸惑っていたに違いありません。
〈どう接したらいいのか分からない父と理解されない憤りを抱えた娘〉
閉鎖的な時期の介護生活は双方を苦しめ、翌年には限界に達してしまったのでした。父は入院して施設。私は介護のストレスで突発性難聴になり不眠になっていたので身体を直し生活を整えるよう医師から言われました。
残り続ける、虚しさとやるせなさ。
それを埋めるかのように私は一枚の絵を描いたのです。
※マジックアワー⑤(個人蔵)
病院の帰りに見た夕焼けが〈印象的〉で、父へ対する後悔を思うといつも浮かぶ風景でした。
とても悲しいのに忘れられないのはどうしてなのか?
不思議でもあったのです。
それが今日、改めて言葉にする事で謎が解けたような気がします。
色彩心理で絵を読み解くと緊張と癒しが一つの画面に表された作品でした。
色相環では〈補色〉と呼ばれ〈補い合う色〉として使われます。
心理的な面でもそれは関係していて、どちらかの色が多ければ補色で落ち着かせるという考え方があるのです。
〈色彩心理〉
(黄色)緊張・刺激・恐れ・繊細・希望・素直
(紫)癒し・落ち着き・探求・ヒーリング
(白)浄化・意識・無
(金)魂・変わらぬ価値
金を使っているけれどあまりにも〈黄色〉が多い絵のように感じます。
しかし、そこに〈紫〉が入る事で緊張感からの癒しを求めている事が分かるのです。
父を見送ったあと「よく頑張った」と言われても、限界を感じった自分を許す事が出来ずにいました。
慰められるたび「自分には価値がない」とその思いが強くなっていったのです。
自分を許せなくても「許せない事」を受け入れる事で視野が変わります。
「納得はしていない、しかし・・私には出来ることが無かったんだ」
堂々巡りながらも細やかに、自身の〈価値〉を見つけ、歩いていく事が出来るのです。
この絵はもう手元にありませんが、その風景は今でも覚えいます。
しかし、今年は後悔に苛まれることは無いように思うのです。
黄色は今の私にとって〈目覚め〉や〈希望〉の象徴でもあります。
※今の気になる色で描いた「私の心の作品」
そして、そこに行動と情熱の赤が混ざり受容と覚悟の〈橙〉が表現されるようになりました。
私は孤独の日々を過ごしました。
そのお陰で心の痛みや癒しについて深く考察して感じ表現する事ができます。
〈自身の弱みを強みに変えて生きていく〉そんな〈覚悟〉を表す色に変化を見せました。
数年前、黄色で溢れたあの作品を描いていた頃の私は、自分の弱さを受け入れることがどうしてもできませんでした。けれど、それを「作品」として客観的に傍に置き、毎日見つめ続けることで、私は自分の弱さと少しずつ、丁寧に向き合ってくることができたのだと思います。
「もう、許して良いのではないのか?」
「いったい、私は誰の為に〈自分〉を許さないでいるのだろうか?」
そのささやかな問いかけこそが、私の意識を内側からガラリと変える、変化の始まりとなりました。
あなたの心の中に、いまもずっと残り続けている「忘れられない風景」はありませんか?
その景色にある「色」と一度ゆっくり向き合ってみることで、あなたが今でも大切にしていることや、あるいは、ずっと背を向け続けてきたご自身の本心に気づき、意識を変えるきっかけが掴めるかもしれません。
言葉は時に鋭く心を深く傷つけてしまうかもしれませんが、色彩であれば感覚的に意識するようになり、何時しか感情として向き合うまでの橋渡しになれると思うのです。
色彩で人を癒す事を形にした私の「心象画」
それは、自身の体験と変化から生まれたものなのです。
今日は少し感傷的になってしまいましたが、悲しみだけではなく、あなたの日々を応援できるようなそんな制作と活動をしています。
▼オーダー心象画
▼気になる3色から心を描く〈色彩心理メッセージアート〉
▼今のモヤモヤも色から読み解くセッション