ココロの中には、様々な存在が生きています。怒り、恐れ、衝動、倦怠、警告、感覚……。
この図鑑で紹介するキャラクターは、私のココロの中に実際に現れたキャラクターたちです。日々の出来事や感情の揺れの中で姿を現し、行動し、時に私を困らせ、時に助けてくれた存在たちです。
彼らを理解すると、ココロの扱い方が少し変わります。
あなたの中にも、きっと彼らは住んでいます。
No.002
しょげ草太郎
■分類
感情系(沈み・憂鬱)
■生態
人の隙間に入り込み、気分をじわっと沈ませる。
一度入り込むと、思考や行動にじわじわ影響を広げていく。
■出現条件
・疲労
・うまくいかなかった直後
・期待外れ
・小さな失敗の積み重ね
■特徴
・緑の帽子を被った小人の妖精
・唇を尖らせて、むすっとしている
・小さなため息のような気配をまとっている
■影響(効果)
・「自分なんてちっぽけだ」と感じる
・くさくさした気分になる
・行動する気力がじわじわ削られる
■付き合い方
・無理に追い払わない(逆に居座る)
・「ああ、来たな」と気づくだけで弱まる
・一度座る・休むと離れやすい
■参考記録(ネーミングと生成過程)
「しょげ草太郎」という名前は、
“悄気る(しょげる)”と“腐る(くさる)”という感情から生まれました。
しょげしょげ、くさくさとした気分。
ただ、「腐る」という直接的な表現は重く感じたため、
“くさ”を“草”に置き換えています。
そこから「草太郎」という響きが立ち上がり、緑色や草むらのイメージへと連想が広がりました。
さらに、悄気たときの表情――
唇を尖らせる仕草が特徴として加わり、最終的に「緑の帽子をかぶった、小さな妖精」という姿になっています。
このキャラクターは、人に取り憑き、しょげしょげ、くさくさとした気分を生み出す存在として設計されました。
でもこのしょげ草太郎は、草むらに潜んでいる妖精です。
弱い風でも煽られて揺れる草のように、ほんの少しの気持ちの変化で、ふわりと離れていきます。
付き合い方として、
・無理に追い払わない(逆に居座る)
・「ああ、来たな」と気づくだけで弱まる
・一度座る・休むと離れやすい
と紹介しましたが、
ほんの少しだけ気持ちを動かしてみること、
ほんの一歩だけ動いてみることも、ひとつの手です。
「ココロの中のモヤモヤの正体を知りたい」
「この感情をキャラクターにするとどうなるのか知りたい」
そんなものがありましたら、ぜひ教えてください。
あなたのココロに住む存在を、キャラクターとして整理するお手伝いもできます。