同じ白でも違う白?白色度と色みの違い

同じ白でも違う白?白色度と色みの違い

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「白」と聞くと、どんな色を思い浮かべますか?

コピー用紙の白、壁紙の白、スマートフォンの画面の白、照明の白。

どれも私たちは「白」と呼んでいますが、実際に並べて比べてみると、

「こっちは少し青っぽい」

「こっちは黄色っぽくて温かい」

など、意外と違って見えます。

今回は、そんな身近だけれど奥が深い「白」について調べてみました。

## そもそも「白」ってどんな色?

物体が白く見えるのは、可視光のさまざまな波長を比較的よく反射し、特定の波長だけを極端に吸収しにくいためです。

ただし、実際の物体がすべての波長をまったく同じように反射しているわけではありません。

反射の仕方に少し違いがあることで、

**青みを感じる白**
**黄みを感じる白**
**赤みを感じる白**

など、さまざまな「白」が生まれます。

一言で「白」といっても、実はたくさんの種類があるんですね。

## 白色度とは?

白さの程度を数値的に評価するために使われるものの一つが、**白色度(はくしょくど)**です。

紙や繊維などの「どのくらい白く見えるか」を評価するときなどに使われます。

ここで面白いのが、

**明るければ明るいほど、必ず「より白い」と感じるわけではない**

ということです。

白さの知覚には明るさだけでなく、わずかな色みなども関係します。

そのため「白さ」は単純に明度だけでは説明できません。

## コピー用紙を比べてみると分かりやすい!

身近な例がコピー用紙です。

違うメーカーや種類のコピー用紙を2枚並べてみると、どちらも白い紙なのに、

「こっちの方が青白い」
「こっちは少しクリーム色っぽい」

と感じることがあります。

単独で見ていると、どちらも普通の「白」に見えていたのに、並べた瞬間に違いが分かりやすくなります。

色は単独で見たときと、ほかの色と比較したときで印象が変わるということがよく分かる例です。

## スマホの「白」も変わって見える

スマートフォンやパソコンの画面でも、白の見え方は変化します。

例えば画面の色温度を変える機能を使用すると、

**青みを帯びた白 → 冷たい印象**
**黄みを帯びた白 → 温かい印象**

のように感じることがあります。

普段はあまり意識しませんが、設定を切り替えた直後などに、

「こんなに黄色かった?」
「さっきまでの画面、青かったんだ!」

と気づくことがあります。

人間の目が周囲の光や色に適応する**色順応**も、こうした色の見え方に関係しています。

## 照明によって白い壁の色まで変わる?

白い壁も、照明を変えると印象が大きく変わります。

例えば、一般的に色温度の低い暖かみのある照明では、白い壁も黄みを帯びて見えやすくなります。

一方、色温度の高い青みを感じる照明では、白い壁もより青白く感じられることがあります。

つまり、物体そのものの色が変わっていなくても、

**「どんな光の下で見るか」**

によって、私たちが感じる白は変化するのです。

## Web制作でも「白」は1種類ではない

Webサイトを作るときにも、「白」は意外と重要です。

CSSで純粋な白を指定するなら、

`#ffffff`

ですが、背景を必ず純白にしなければならないわけではありません。

例えば少しグレーを含んだ白や、わずかに暖かみのある白を背景にすると、純白とは違った柔らかな印象を作ることができます。

Webサイトを制作していると、

「なんとなく背景がまぶしい」
「もう少し優しい雰囲気にしたい」

と感じることがあります。

そんなときは、「白か、それ以外か」ではなく、**どんな白を使うか**まで考えてみるとデザインの幅が広がりそうです。

## 今日のまとめ

普段何気なく「白」と呼んでいる色にも、実はさまざまな違いがあります。

**・白にも青みや黄みなどの色みがある
・白さを評価する指標として白色度がある
・明るさだけで白さが決まるわけではない
・照明によって白の見え方は変化する
・色順応によって白の感じ方も変わる
・Webデザインでも「どんな白を選ぶか」が印象を左右する**

色彩について勉強していると、今まで「同じ色」だと思っていたものにも、たくさんの違いがあることに気づきます。

身の回りにあるコピー用紙や壁、スマートフォンの画面などを見比べてみると、「白って意外とカラフルなのかも」と感じられるかもしれません。

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