家づくりお金の話【第4回】削る順番(守る/削る/後回し)を作って迷いを減らす

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予算を守るために必要なのは、我慢や気合いではなく順番です。「何から削るか」が決まっていないと、判断がその場の気分になりやすく、後から後悔につながります。
ここでは、予算を守るための基本形として守る/削る/後回しの3つに分ける手順を紹介します。

1)守る:毎日効くもの、後で変えにくいもの

守るものは、「好き」より「暮らしの困りごと」を基準にすると決めやすいです。生活の快適さや無いと困るものに強く紐づいている要素は守る・・・というより「死守」してほしい・・・!
・家事動線(洗濯、片付けが回る)
・収納の場所と量(特に玄関・洗面)
・断熱や換気など、生活の快適性に直結する部分
・間取りの骨格(窓位置、階段位置など後から動かしにくい)
守るものは、上位3つに絞るのがコツです。

2)削る:代替できるもの、後で買えるもの

削るものは、「ゼロにする」ではなく、「やり方を変える」でもOKです。
・造作は既製品や家具で代替する
・仕上げのグレードは場所を限定する
・アクセントは面積や数を絞る
・設備は標準で運用してから交換を検討する
特に「流行」の影響を受けているものは削り、他のもので代替するほうが後悔がありません。たとえばアクセントクロスの色柄。たとえば飾り棚。流行り廃りに惑わされず一生好きでいられれば良いですが、おそらく10年後、早ければ5年後に好みは変わります。
“全部いいもの”は現実には難しい。削るものが決まっていると、上限を守りやすくなります。

3)後回し:生活が始まってから最適化できるもの

後回しは「妥協」ではなく、家づくりの合理的な手段です。
・外構の植栽や装飾は、まず最低限だけ
・収納家具は住んでから寸法を合わせる←特におすすめ
・追加の棚、追加の照明は、暮らしを見てから
後回しにするなら、いつやるか(入居後何ヶ月、何年)だけメモしておくと、決めっぱなしになりません。

4)迷ったときの判断ルールを1行で決める

最後に、迷ったときのルールを1行で決めます。
例)「毎日困る方を守る」
  「後で足せない方を守る」
  「将来追加できるなら後回し」
この1行があるだけで、打合せの判断がかなり楽になります。

まとめ(今日やること)

・守るもの(上位3つ)を決める
・削る候補を決める(やり方を変えるでもOK)
・後回しを決める(いつやるかもメモ)
・迷ったときの判断ルールを1行で決める


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