養命酒が「命を救う飲み物」に。24社の海外向けサイトを調べたら11社で社名が誤訳されていました

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海外向けのページを持つ日本企業24社を、実際に開いて調べました。
社名や商品名が、意味のある言葉として翻訳されてしまっていないかを見るためです。

結果は、24社のうち11社。半分近くで、社名や商品名が別のものになっていました。

■ 実際に見つかったもの

・養命酒 →「命を救う飲み物」
 漢字の意味がそのまま訳されていました。

・雪国まいたけ →「ズワイガニ」
 なぜこうなるのか、いまだに分かりません。

・QPS研究所 →「カタール公共政策研究所」
 実在する別の機関の名前になっていました。

■ 怖いのは、半分は正しく音訳されていたことです

「全部おかしい」なら、すぐ気づきます。
実際は、同じページの中で、正しく音のまま訳されている社名と、意味で訳されてしまった社名が混ざっていました。

ですので、1つか2つ見て「大丈夫そうだ」と判断すると、見落とします。

■ なぜ起きるのか

自動翻訳は、固有名詞かどうかを文字から判断します。
漢字に意味があると、意味のほうを訳してしまいます。

日本語の社名は、漢字に意味を持たせているものが多いので、そのまま巻き込まれます。

■ 読めない言語でも、自分で確かめられます

中国語やアラビア語のページは、読めないから確かめようがない、と思われるかもしれません。

そんなことはありません。
ページの中には、英字の社名やタイトルが必ずどこかに残っています。
それと、翻訳された見出しを突き合わせれば、ずれているものは見つかります。

手で1ページずつ開くのは大変ですが、機械で洗うことはできます。

■ 調べる順番

1. 海外向けページの一覧を出す
2. 社名・商品名・ブランド名を書き出す
3. 各言語のページで、その言葉がどう出ているかを拾う
4. 音のまま訳されているか、意味で訳されているかを分ける

4つ目が一番大事です。
「訳されている/されていない」ではなく、「音か、意味か」で分けます。

■ もし気になられたら

自社の海外向けページで、社名がどう出ているか。
一度だけでも見ておかれると安心かと思います。

当方でも点検を承っておりますが、まずはご自身で、英語ページの社名と、中国語ページの社名を見比べてみてください。
それだけでも、おかしなものは見つかります。

長々と失礼いたしました。
どなたかのお役に立てば幸いです。
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