お金の不安
「今の生活に不満があるわけじゃない。でも、このままでいいんだろうか?」
30代になり、ふとした瞬間にそんな言葉が頭をよぎることはありませんか。 周りを見渡せば、結婚、出産、マイホームの購入、あるいはキャリアの転換点。ライフステージが激しく動く中で、私たちの中心にはいつも「お金」という避けては通れないテーマがあります。
SNSを開けば、新NISAの積立設定、高配当株、不動産投資……。 溢れんばかりの情報が飛び込んできます。
「自分も何かやらなきゃ」と焦って、とりあえず人気の銘柄を買ってみたり、家計簿アプリを入れてみたりする。けれど、心の奥底にある「将来への漠然とした不安」だけは、なぜか消えてくれない。
そんな経験はないでしょうか。
PrivateFinanceCoach(お金のコーチ)の彦居(ひこい)誠二です。
私はこれまで多くの方の相談に乗る中で、ある一つの結論に達しました。
お金の不安を消すために本当に必要なのは、最新の金融知識でも、高い利回りの投資先でもありません。
それは、「自分は、どう生きたいのか」という問いに対する、自分なりの納得感です。
なぜ、情報がこれほど手に入りやすい時代に、わざわざ「お金のコーチング」が必要なのか。 なぜ、FP(ファイナンシャルプランナー)の相談だけでは解決しない悩みがあるのか。
「お金のコーチング」とは
そもそも、私が「お金のコーチング」が必要と感じたのは、私の体験にもよるんです。
実は私は20代に母を亡くし、その時保険金や預貯金など相続したんですが、株でほぼすべてなくす、という経験をしました。当時はまだ、運用なんてことも良く知らず、単に良いだろうと思った会社の株に有り金全て入れ込んでしまったんです。
それが、なんと会社整理となって、株も価値がなくなってしまいました。株価が少し下がったタイミングで売ればよかったんでしょうが、いずれ回復するのでは?みたいな、淡い期待から、放置してしまったんです。
今では笑い話ですが、当時は、本当に誰かに相談したかった、けどそんな人いないし、失敗を話すのが恥ずかしい、みたいな感情に振り回されてました。
そう、やっぱり誰かに相談したいんですよね。
でも、FPの人は、ほとんど保険会社の人で保険を売り込まれるし、銀行の人も投資信託などその銀行の商品を進めてくる人がほとんどで、誰に話をするべきかわからない。それに、多くの人は、点でアドバイスはするけど、それが本当に自分に良いのかわからない。
そんなこともあって。私は、15年ほど前、あるFPの方をビジネスパートナーとして、投資の学校を立ち上げました。現在もその投資の学校は存続していますが、私自体は経営から離れていますが、その時に感じたのが、結局学んで満足はされるけれど、実践できる人少ないんだ、ということでした。
知識をいくら入れたところで、人は動けない。
そして、今、事業会社でコーチング研修の講師などコーチングを指導する立場になったときに、ああ、これだ、と感じました。お金についてコーチングをしてくれる人がいたら、本当によかったのに。
やはりFPや投資の学校は、あくまで「設計図を創る」金融知識の専門家でした。でもコーチングは「自らが選択し行動する力を引き出す伴走者」です。
もちろん、単にコーチングをするのではなく、お金のコーチングをするので、正しい知識は必要です。だから、私もFPの資格を持っていますが、FPがコーチングをすることが何よりだと考えています。
私がお金に関して、本当にそういう人を欲しかったのは、自分で自由になるお金がある程度できてきた20代後半から30代でした。だから今、30代を中心に実際の「お金のコーチング」を始めたんです。そうしたら、やっぱりみんな必要としているんだ、と感じています。
30代にこそ「お金のコーチング」が必要な3つの理由
1. 「正解」が一つではない時代だから
かつては「家を買い、定年まで勤め上げ、年金で暮らす」という共通の正解がありました。しかし今は、共働き、FIRE、転職、副業、独身など、30代の生き方はバラバラです。 FPが提示する「平均的なモデル」に自分を当てはめるのではなく、「自分はどうしたいか」という価値観の整理(=コーチング)が、資産形成の前提条件となります。
2. 「知識」だけでは「行動」できないから
NISAやiDeCoのやり方を知っていても、いざ大金が動くとなると不安で足が止まるものです。これは知識不足ではなく、心理的なブレーキが原因です。 コーチングは、その不安の正体を言語化し、「自分で決めたから大丈夫」という自信を育みます。
3. 「依存」ではなく「自立」するため
金融商品を紹介してもらうだけの関係では、市場が暴落したときに「FPのせいで損をした」という他責思考になりがちです。 お金のコーチングは、最終的な判断を自分で行うトレーニングでもあります。一生使える「お金との向き合い方」のスキルが身につくのはコーチングならではの価値です。
よく、「魚を与えるか、釣り方を教えるか」という話を聞くのではないでしょうか。
FPは、どちらかというと魚を与える人になりがちです。ですが、コーチングは、「その人の中にある答えを引き出す」「ともに新たな答えを見出す」ということが目的ですから、まさに「釣り方を教える」ことになります。
魚を与えられたら、その時は食いしのげますが、結局また魚を与えられるのを待つようになってしまいます。そうではなく、自分で魚を釣るスキルを身に付けてこそ、経済的に自立できるようになると考えています。
PrivateFinanceCoach
PrivateFinanceCoachは、私がメソッド化し、いろいろな人が実践できるようにしています。
今の日本は、特に少子高齢化の影響で、現役世代が割を食うという考えが根強くなって、30代のこれから家庭を築いたり、自分のキャリアを広げたいという人たちが、「お金の不安」からチャレンジできない環境になってしまっています。
「世の中からお金の不安をなくす」そのために「お金に対して自律できる」人を増やしていくことがPrivateFinanceCoachの役割だと感じています。
お金に振り回される人生ではなく、お金を使いこなして理想の人生を歩む人を増やしたい。
そんな思いに共感する人たちと、このPrivateFinanceCoachを広めることができれば幸いです。