【終身保険(貯蓄型)編|第4話】 「利回り」という言葉の錯覚
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終身保険を説明するとき、
よく使われる言葉があります。
「利回り」
あるいは、
「銀行より増えます」
数字で示されると、
安心感が出ます。
ですが。
その数字は、本当に
“貯金と同じ土俵”にいるのでしょうか。
比較の前提が違う
預金は、
いつでも引き出せます。
元本は減りません。
(インフレは別の話ですが)
一方、終身保険は
払込期間中は元本割れ
解約時期で返戻率が変動
途中解約は想定外扱い
つまり、
「満期前提」の数字が利回りとして語られます。
利回りは“完成形”の数字
よくある説明はこうです。
「60歳で払込完了すれば、〇%になります」
でもその数字は、
・途中で解約しない
・最後まで払う
・その時点で解約する
この条件がそろって初めて成立します。
これは、
“将来の一点”での数字です。
本当に比較するなら
もし本当に預金と比較するなら、
流動性
元本保証
途中解約時の損失
保険機能分のコスト
ここまで含めて見る必要があります。
終身保険が悪いのではありません。
ただ、
「利回り」という言葉が、
単独で歩いてしまうときがある
それだけの話です。
次回予告
第5話では、
解約返戻金の“推移グラフ”の正体を見ていきます。
なぜ、
あの曲線は安心感を生むのか。
保険の契約書・説明文を分かりやすく整理します
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