【外貨建て保険編|第3話】 増える前に減っている──円高になったら何が起きるのか?
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外貨建て保険は、
増える商品。
そう説明されることが多いようです。
しかし、
本当に「増える」のでしょうか。
その前に、
最初にいくら差し引かれているか。
ここを見たことはありますか。
■ スタート時点の現実
外貨建て保険には、
・保険関係費用
・為替手数料
・販売コスト
・運用管理費
が含まれています。
もちろん、
商品だから当然です。
問題は、
これらが“先に引かれている”ことです。
つまり、
スタート時点で
元本は100%ではない。
最初から、
マイナスから始まる設計も多いのです。
■ 「10年で元本超え」の意味
営業トークでよく聞く言葉。
「10年で元本を超えます」
これは事実かもしれないのですが…
しかし、
10年かけて、
ようやく“元に戻る”という意味でもあります。
その間に、
為替が動く。
ここを忘れると、
イメージと現実がズレてしまいます。
■ 手数料は悪か?
違います。
手数料は必要。
問題は、
どれくらい引かれているかを
理解しているかどうかです。
「ドルだから増える」
この言葉だけで契約すると、
構造を見落とします。
外貨建ては、
為替リスクに加えて
コストも背負う商品です。
だからこそ、
“期待”ではなく
“設計”で選ぶものです。
■ 本当に向いている人
・長期保有前提
・途中解約の可能性が低い
・為替変動を受け入れられる
・手数料を理解している
この条件を満たすなら、選択肢。
そうでなければ、
一度、立ち止まる。
それだけでいい。
■ 次回予告
次回は、
「円高解約の現実」
ドルでは増えているのに、
円では減る。
なぜ“解約時”が一番危険なのか。
外貨建ては、
見えないコストの話。
一度、整理しませんか。
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