【積み立て型保険編|第7話】 続けた場合の“静かなリスク”
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コラム
続けた場合の“静かなリスク”
解約すると減る。
それは分かった。
では、
続ければ安全なのか。
ここが盲点です。
■ 元本は戻る。しかし価値はどうか
積み立て型保険は、
満期まで持てば元本回復、
もしくは増える設計が多いです。
しかし、
“金額”と“価値”は違います。
たとえば、
年2%の物価上昇が20年続いた場合。
100万円の実質価値は、
約67万円程度まで目減りします。
元本割れはしていない。
でも、
購買力は下がっている。
これがインフレの影響なのです。
■ 予定利率の錯覚
よくある説明。
「予定利率1.5%です」
しかし、
その数字は“名目利率”。
物価を引いた実質利回りは、
それより低いのです。
場合によっては、
実質マイナスです。
ここはほとんど説明されません。
■ 時間の拘束
さらに大きいのは、
“資金の固定”です。
20年、30年。
途中で別の選択肢が出てきても、
簡単には動けないのです。
インフレ。
投資機会。
生活環境の変化。
それらよりも、
契約が優先される設計です。
■ 第7話の結論
積み立て型の比較対象は、
「解約するかどうか」ではありません。
“時間と柔軟性をどう使うか”です。
元本は戻るかもしれません。
しかし、
機会損失は戻らません。
ここが、
静かなリスクなのです。
次回は最終話。
積み立て型は悪なのか。
それとも道具なのか。
感情ではなく、
構造で整理します。
保険契約の不安を一緒に整理します
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