1on1をしているのに、部下が何も話してくれない。

1on1をしているのに、部下が何も話してくれない。

記事
ビジネス・マーケティング
1on1が終わったあと、

「今日も、わたしばかり話してしまった」

そう思うことが何度もありました。


「最近、どう?」

「困っていることはない?」


部下から返ってくるのは、

「大丈夫です」

という短い言葉だけ。


沈黙が気まずくなり、わたしから話し始める。


仕事の進め方を伝え、期待していることを話し、最後には助言までしていました。


部下のために用意した30分なのに、話しているのは、ほとんどわたし。

これでは何も変わらない。


そう気づいてから、沈黙を急いで埋めるのをやめました。


問いかけたあと、相手が言葉を探す時間を待つ。


返ってきた言葉をすぐに判断せず、

「もう少し聞いてもいいですか?」

と、その先を聞いてみる。


それを繰り返すうちに、部下が仕事で困っていることや、言い出せずにいた思いが少しずつ見えてきました。


話すことがなかったのではありません。


まだ、話せる言葉になっていなかったのだと思います。

頭の中にあるモヤモヤを、一つずつ言葉にしていく。


言葉と言葉のつながりが見えると、

「自分は、これが嫌だったのか」

「本当は、こうしたかったのかもしれない」

と、自分の思いに気づくことがあります。


部下に話せる時間が必要なように、管理職にも、自分のことを話せる時間が必要です。

部下には弱音を見せにくい。

同僚には、頼りないと思われたくない。

上司には、うまく説明できる自信がない。

気づけば、自分のモヤモヤだけが置き去りになってしまいます。


次の1on1では、一度だけ、沈黙をそのまま待ってみる。

自分のことで言葉にできないものがあるときは、誰かに話してみる。


それだけでも、見えてくるものがあるかもしれません。


会社の中では話しにくいことを、社外の現役管理職と一緒に整理する30分の1on1を用意しています。

「何となくモヤモヤしている」

そこからでも大丈夫です。


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