こんにちは!
キャリアコンサルタントのきむにぃ(木村尚文)です。
会社を辞めて、1年半以上が経ちました。
その僕に、いまでも昇進を報告してくれる元部下たちがいます。
「誰かから伝わる前に、自分の口から報告したくて」
普通にめちゃくちゃ嬉しいんですよね。
今日はそんな話と、そこで気づいたことを書きます。
■いつもの新宿、嬉しい飲み会
集まるのは、当時の課のチームのメンバーです。
いまはみんな、それぞれ違う場所で働いています。
違う部署に移った人もいるし、新宿に残っているのは一番若い子だけになりました。
それでも、飲むときは決まって新宿です。
だいたい半年に1回。
ちょうど期が終わって、人事異動や昇進があるタイミングなんですよね。
だから、昇進の連絡が来て、その流れで「また飲みましょう」となる。
いつも集まってくれてありがとう、と伝えたら、こう言われました。
「当たり前じゃないですか!」
「木村さんと飲みたいんですよ!」
本当にありがたいです。
良い職場に恵まれたなというのを毎回実感します。
■昔、1on1で色んなメンバーにしていた問い
思い返すと、このメンバーと過ごした時期は、僕が管理職としてようやく板についてきた頃でした。
1on1をどうやったらもっと良くできるか、必死に工夫していた時期です。
そして僕自身、色々と今後の人生について考えて始めていたというところもあり、キャリアの話なんかも問いかけたりしていました。
これからもずっとこの会社で働いていくのか?
定年まで行ったとして、その先はどうするのか?
ただ、聞いてみると、やはりみんなイメージできていませんでした。
次の役職を目指したい、という話は出てきます。
それはそれで、いいことです。
でも、その先となると、言葉が止まる。
だから僕は、こんなふうに言っていました。
「今すぐじゃなくていいんだけど、少しずつでも今後自分がどうなっていきたいかを考えられるようになるといいと思うよ。俺は今まであんま考えてこなかったんだけど、やっぱその辺、早いうちから真剣に考えられた方が良かったのかなとは思うこともあるんだよね。後悔はしてないんだけど。」
宿題とまでは言わないけど、ちょっとした種を蒔いたイメージです。
■飲み会で改めて返ってきた答え
先日の飲み会に話を戻します。
いまの僕はキャリアコンサルタントなので、聞き方は当時と少し変わっていたかもしれません。
これからどうしていきたいのか。
あるメンバーに聞いてみました。
「今の会社で定年までは働きます」
なるほど、と思って、続けて聞きました。
じゃあ、その先はどうするの?
そうしたら、間髪入れずに出てきたんです。
人と接する仕事がしたい。
接客のような、人を喜ばせる仕事。
できれば、子供と触れ合えるような場がいい、と。
聞けば、いま子供のスポーツのコーチをしているそうです。
そこで芽生えた気持ちなんですよね。
そのメンバーらしいなと思いましたし、とても良いなとちょっと嬉しくなりました。
■つながっているかは、分からないけど
これがあの頃の1on1につながっているのかどうかは分かりません。
ただ、その時に蒔いた種によって少なからずキャリアを考えてくれるようになり、改めて聞いた際には明確に答えてくれるまでになった。
そうだとしたら、メチャクチャ嬉しいですね。
まあ、勝手な期待ですけどね。
信じる分には自由です。
■キャリアの質問はその場では手応えないけど…
今回のことから改めて思ったことなんですけど、1on1でキャリアの話をしても、その場では手応えがないことが多いです。
考えたことないです、で終わる。
まだ分かりません、で終わる。
正直、意味があるのかな?とその時には思うかもしれません。
でも、答えはその場で出なくていいんですよね。
僕が置いた問いの答えを、その人は何年もかけて、自分の生活の中で見つけていたのかもしれない。
しかも、答え合わせの場に、辞めた僕を呼んでくれた。
これはもう、管理職をやっていてよかったと思うには、十分すぎます。
ちょっとロマンチストすぎますかね?笑
■そのメンバーに考えてもらうために
1on1をやる立場の人がいましたら、ひとつ提案です。
次の1on1で、その場で答えが出なくていい問いを、ひとつだけ置いてみてはどうでしょうか?
10年後、どんなふうに働いていたいか。
この会社を離れたとして、何をしていると思うか。
綺麗な答えが出なくてもいいと思います。
むしろ自分がそのメンバーの頃にはどう考えていたか自己開示してもいい。
それがもしかしたら、そのメンバーの今後のキャリア設計に良い影響がでる種蒔きになるかもしれませんよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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