デザイン界に、その求人、ちょっと待って!最近増えている外注求人の違和感について

記事
デザイン・イラスト
デザイナーとして活動する中で、最近少し気になっていることがあります。
それは、
「本当にデザイナーを採用したい企業」と
「デザインデータを収集したいだけの企業」
の違いです。
特に、ビジュアル制作系の外注案件では、このようなケースが多いように感じています。
今回は、実際に私が注意して見ているポイントをまとめてみました。
同じような経験をしたことがある方もいるかもしれません。
________________________________________
■ 最も注意しているポイント:新規ドメインの求人サイト
最近多いのが、
• 実在企業のブランドを利用
• しかし求人用サイトは新しく作られている
というケースです。
特徴としては:
• LP1ページのみ
• 会社紹介はあるが、事業実績が少ない
• 企業公式サイトとは別のURL
見た目は非常に似ていますが、
よく見ると別会社のような構造になっていることがあります。
________________________________________
■ 無償試作を求められるケース
デザイン求人で特に注意したいのが、無報酬の試作依頼です。
例えば:
• 複数案の提出要求
• 報酬が発生しない制作依頼
• 修正回数が無制限
通常の商用依頼では:
• 報酬
• 納品範囲
• 修正条件
が先に決まることが多いです。
しかし、最近は:
デザイン案を収集することが目的と思われるケースも増えています。
________________________________________
■ チャットのコミュニケーションにも注意
以下のような特徴がある場合は少し注意しています:
• 返信が異常に速い
• 同じ内容を繰り返す
• デザインの具体的話題に入らない
特に:
「今後も長期契約できます」
「継続案件があります」
と最初から強調する場合は、少し冷静に確認した方が良いかもしれません。
本当に依頼したい企業は、まず:
• 具体的な案件内容
• 価格
• 納品条件
を話す傾向があります。
________________________________________
■ 最近このような求人が増えている背景
いくつか理由があると考えています。
① AIデザインツールの普及
企業は:
• 初期案をAI生成
• その後人間のデザイナーに調整依頼
という流れを取ることが増えています。
________________________________________
② 外注マーケティングの増加
最近は:
• 企業が直接募集するのではなく
• 代理で求人を出す会社
も増えています。
その目的が、採用だけでなく:
• デザイン傾向の調査
• クリエイティブデータ収集
の場合もあります。
________________________________________
③ プラットフォーム監視の難しさ
試作タスクは:
• 本当に仕事か
• 研究用素材か
の判別が難しいため、完全な規制が難しいのが現状です。
________________________________________
■ 自分を守るために意識していること
私は以下の3点を大切にしています。
◆ プラットフォーム内で取引する
外部チャットへの誘導には注意します。
________________________________________
◆ 無報酬試作は慎重に判断する
契約や報酬が明確になってから対応します。
________________________________________
◆ 企業情報を確認する
• 設立年
• 住所
• 事業内容
を調べるようにしています。
________________________________________
■ 特に注意したい組み合わせ
以下が同時にある場合は、少し警戒しています。
• 新設企業
• 新ドメイン求人サイト
• 無料試作依頼
この場合は、リスクが高めだと考えています。
________________________________________
おわりに
最近の外注市場では、直接的な詐欺よりも:
• デザインリソースの収集
• 低コストでの創作データ収集
を目的としたケースが増えていると感じています。
デザイナーとしては、
自分の創作価値を守りながら仕事を選ぶことが、以前よりも大切になっているのかもしれません。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら