現役営業事務が語る“男性の「ヒーロー願望」、女性の「お姫様願望」⑥お姫様願望が暴走したとき”

現役営業事務が語る“男性の「ヒーロー願望」、女性の「お姫様願望」⑥お姫様願望が暴走したとき”

記事
コラム
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年、営業事務として働いています。

前回、男性が持つ「ヒーロー願望」が行き過ぎたとき、
「支配欲」として表れるケースを書きました。

今回は女性が持つ「お姫様願望」が、
どのようなときに暴走するのかを書きたいと思います。

■女性のお姫様願望が“特別扱い”に変わるとき

これまでも書いてきましたが、
女性は「優遇される」ということが大好きです。
その思いがエスカレートすると次第に
“優遇される理由”を自分の中で作り始めます。

• ○○だから優遇されるべき
• ○○だから優遇されて当然
• ○○だから優遇されて当たり前

こうして、“優遇される理由があるから当然だ”という前提で物事を捉えるようになり、
その認識に沿った言動が表に出てきます。

職場では、 「年上だから」「先輩だから」「経験が長いから」 といった理由が積み重なると、
いわゆる“お局さま”のような振る舞いにつながります。

家庭では、 「母親だから」「私が育てたのだから」 という思いが強くなると、
いわゆる“姑の言動”として表れます。

どちらも根底には、 
「自分は特別に優遇される存在だ」という気持ちからきているのだと思います。

■ぐるり

私の身近にいるある女性は、よく“ぐるり”という言葉を使います。
「“ぐるり”に聞いた」
「“ぐるり”に渡す」
など、日常の中で自然に出てくる言葉です。

その中でも印象に残っているのが、
ある災害のニュースを見ていたときの一言でした。

「“ぐるり”にはいなくてよかった」

この発言を聞いた瞬間、良い悪いは別として、
 “自分に関係する周りがどうであるか” を
最優先に捉えるという価値観が、
とても端的に表れていると感じました。

世界規模の大きなニュースであっても、
自分の“ぐるり”に関わりがなければ関心は薄く、
世間話として軽く触れる程度になる。

つまり、本人にとっては「表向きの信念とは関係のない状況」なのです。
だからこそ、こうした言葉がすっと出てくるのでしょう。

この“ぐるり”という言葉、
以前書いた“裏向きの環境”をよく表している単語だなあと思っています。

(表向き/裏向きの環境とはココ↓)

■“ぐるり”が幸せであることが最優先

男女問わず誰でも “ぐるり“が幸せであることを願っていると思います。

ただ女性の”ぐるり”というのは、男性よりも狭く、
「自分が直接関わる周囲」という感覚が強いように私は感じています。

そしてその輪の中で
ほんの少しだけ自分が優遇されていると感じられる環境が、
最も心地よく、安心で、幸せを感じるのではないでしょうか。

この幸福感を脅かす存在が現れたとき、
お局さまや嫁いびりといわれるような様々な攻撃的な言動が、
表に出てしまいます。
それが暴走したお姫様願望だと私は思っています。

■令和の“お局様ネタ”、“姑ネタ”

SNSを見ていると、
いわゆる“お局様ネタ”や“姑ネタ”が今も多く投稿されています。
どれも昔からある内容ばかりですし、
そればかりか今の時代に本当にそんなことあるのかな、
と感じるほど誇張された内容も見受けられます。

さらに読んでいくと、
「それ、書いている本人のほうが問題では…?」
と感じる投稿も見かけます。

そこには、「自分が受けた不快な経験を、誰かに共感してほしい」という気持ちがあるのだろうと感じます。 
もしかすると、それもまた、自分の幸福感を守ろうとする行動なのかもしれません。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す