セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年、営業事務として働いています。
以前書いた「セクハラ」の記事で、
自分と違う価値観の会話を、
どうすれば不快にならず楽しめるのかという話題に触れました。
ただ、この“楽しむ”“不快にさせない”という行動そのものが、
実は別のズレを生み出すことがあります。
今回はその“相違のズレ”について整理してみたいと思います。
■男性のヒーロー願望が“支配欲”に変わるとき
男性は、誰かを助けて感謝されたときにヒーロー願望が満たされます。
しかしこの満たされた感覚が、
時に“支配欲”へと変換されてしまうことがあります。
私が職場で見てきた限り、この支配欲が表に出やすいのは飲み会の席です。
• 武勇伝を語り始める
• 命令口調になる
• 同席の女性に対して性的な言動をとる
こうした行動は、
「自分はヒーローなんだから許される」という勘違いから生まれるのだと、
私は思っています。
■女性がその場で取ってしまう行動
一方で女性は、飲み会という“表向きの場”では、
雰囲気を壊してはいけないという想いが働きます。
そのため、
• 我慢する
• 空気を読んで合わせる
• 本心は違うけれど悪ノリに参加してしまう
こうした行動が起こります。
以前の記事でも書きましたが、(上部のリンク記事です)
かわし方を知っている女性は上手に距離を取ります。
しかしそれを知らない、またはわからない女性は、
「場の空気を壊さないため」に我慢し、合わせてしまうのです。
■男女の“相違のズレ”が生む誤解
女性が我慢して合わせているだけなのに、
男性はそれを素直に受け入れられたと誤解します。
その結果、
• 男性の言動がエスカレートする
• 女性は後になって「そうではなかった」と訴える
という構図が生まれます。
これが男女間の「相違のズレ」です。
最近のパワハラ・セクハラのニュースでよく出てくる
「相違があった」「相違がなかった」という言葉は、
まさにこのズレだと私は思っています。
■「ヒーロー願望」が暴走するとき
会社の飲み会がわかりやすい状況だったので例えましたが、
女性は職場において表向きの環境にも裏向きの環境にもあると書きました。
いずれにせよ、男女ともに「表向きの環境」と捉えている状況下で、
• 男性の支配欲が発動する
• 女性が“間違った合わせ方”をしてしまう
この両方が重なったときが、
パワハラ・セクハラが生まれる土壌ができてしまうと私は感じています。
ちなみに男性同士で上位者が支配欲を発動した場合は、
パワハラが生まれます。
だが、女性が上位者の場合はどうでしょうか。
私は女性の中で支配欲を持っている人はかなり少ないと思っています。
なぜならお姫様願望を持っているからです。
次回は、“お姫様願望が暴走したとき”を書こうと思います。