離婚したいと思うのは、ある日突然ではありませんでした
気づかぬうちに、本当に小さな積み重ねから「あー離婚したい」「自由になりたい」という気持ちが湧いてきました。
夫婦喧嘩のたびに話し合いをして、「次からはこうしようね」とお互いに納得して約束する。
でも、しばらくすると同じ事の繰り返し・・・
「また私だけが頑張っている気がする」
そんな小さな違和感が積み重なっていきました。
「私の我慢が足りないだけ」そう思っていました
周りからは
「夫婦なんだからケンカはするよ」
「子どもがいるんだからお互いの妥協点を探っていかないと」
そんな言葉を聞くたびに
「私の我慢が足りないだけなんだ」
「もっと話し合いを重ねてわかりあわないと」
と思っていました。
だから離婚ではなく
「もっと私が変わらないと」
という考えになっていました。
離婚できなかった理由
・子どものこと
一番は子どものことです
「子どもから父親を奪うことになる」
その気持ちが大きかったです。
・お金の事
離婚する前は無職でした。
生活できるのか、私の収入だけで子どもを育てられるのか、不安しかありませんでした。
・周りからどう思われるか気になった
離婚後、一人で育てる自信はなく、実家近くに戻るだろうと漠然と考えていました。
田舎なので噂が回るのが早く、「あそこの娘さん、離婚して戻ってきた」と近所の人が話しているのを度々、目撃していると「私もそう言われるんだろうな」というのが容易に想像できました。
何を言われるのか怖かったのです。
・「離婚して後悔したらどうしよう」と怖かった
離婚後、「もう少し頑張れたのではないか」「やれることはあったのでは」と思うのが怖かったです。
・どれだけケンカをしてもいつか分かり合えると思っていた
「私が考え方を変えれば」「夫婦は鏡と言うからいつも笑顔でいよう」という思いがありました。
離婚するにしても、後悔の無いぐらい「私、頑張ったよね。これ以上なにもできなかった。それぐらい頑張った!!」と思いたかったのです。
・話し合いをするとわかってもらえると期待していた
今はできないだけで、私の思いをわかってくれて、私も変わってお互い楽しく過ごせるようになると期待していました。
ケンカをするたびに「今度こそ変わるかも」その期待があったからこそ、決断ができませんでした。
「離婚したい」と「離婚したくない」は同時にありました
私は「離婚したい」と思っていました。
でも、同時に、
「離婚なんてしてはいけない」
「また頑張ろう」
という気持ちもありました。
そんな毎日の繰り返しでした。
産後、抜毛の酷い時期がありました。
どれだけ掃除しても髪の毛が落ちています。
それを見た夫が
「掃除してるの?なぜこんなに髪の毛が落ちてるの?本当に掃除している?」
と言いました。
私「掃除してるよ。でも、産後で抜毛が酷くて。」
夫「これで掃除してるの?気持ち悪いぐらいこんなに落ちてるのに?」
私「掃除してるよ。でも、落ちていたならごめんね。もっと気をつけるね。」
とそれから神経質なぐらい掃除をしました
そうすると夫は
「この前言ったこと気にしてるの?
そんなつもりで言ったわけじゃないのに。
でも、そう捉えたのならごめん。
機嫌直して。」
と言ってきます
そこで私がすぐに機嫌を直さないと
夫「いつまでそうイライラしてるの?
謝ったのに。
こんな感じになるなら気軽に話もできないね。」
と夫はイライラしてため息をつきました。
当時の私は、
「私がすぐに機嫌を直さなかったので、悪いと思かったんだ」
「髪の毛が落ちていた私が悪いんだ」
そう思っていました。
こうして息がつまるような日常生活になっていきました。
でも、離婚するには些細なことすぎて我慢が足りないんだと思いました。
決まったようにこういうケンカをしたあと、夫はとても優しくなります。
掃除している私を見ると
「いつも掃除してくれてありがとう。
たまには変わるよ。」
と言ったり
「無理してない?休んでね。」
と優しい言葉をかけてくれます。
なので、「あぁこの前のは、お互いの考えのすれ違いだったんだな。
私も気をつけよう。
こんなことで離婚なんてしたらダメだな。」
という考えになります。
あの頃の私に伝えたいこと
迷うのは当たり前で、一つ一つは本当に些細です。
でも、積み重なっていくと心は壊れます。
私は心が壊れて、でも、気付かないようにしていたら体にも出ました。
思い返すと、しんどくなるポイントはあったのですが、その当時は必死なので気付かないです。
だから、周りに相談してほしいと思います。
内容も、もっと具体的に伝えて。
「髪の毛落ちてて、掃除した?って聞かれた」
と相談すると
「あー気になる人なんだね。気づいたら掃除するぐらいでいいよ。」
とアドバイスをされるのですが、その前後を詳しく伝えるとこういうアドバイスにはならないと思います。
なので、一人で抱えず、少しずつでいいから「あれ?」と思った事を他の人に聞いてほしいです。
最後に
離婚するかどうかはすぐには決めなくていいです。
私自身、「これくらいのことで相談していいのかな」と思っていました。
でも今、振り返ると”これくらい”と思っていた違和感こそ、一番早く誰かに話して、聞いてほしかったことでした。
小さな違和感を話して、どうか心が壊れないようにしてほしいなと思います。
夫婦での会話で疲れた時など「気持ちを整理したい」という相談でも大丈夫です。
「答えを出すため」ではなく、「気持ちを話す」「私ってこう思ってたんだ」とために相談を利用してほしいなと思います。