私なら、まず“人が判断している場所”を探します

私なら、まず“人が判断している場所”を探します

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コラム
自動化やツール化を考える時、
私は最初から「何で作るか」は決めません。

Excelなのか。
マクロなのか。
アプリなのか。
小さなツールなのか。

そこを決める前に、まず見たいのは
人が判断している場所です。

同じように見える作業でも、よく見ると途中に判断が入っていることがあります。

このデータは使ってよいのか。
この行は除外するのか。
この内容は確認が必要なのか。
このまま処理してよいのか。
ここは担当者に聞いた方がよいのか。

こうした判断を、現場の人が毎回自然に行っていることがあります。

本人にとっては当たり前でも、外から見るととても重要な分岐です。

ここを確認しないまま自動化すると、
本来は人が見た方がよいところまで機械的に処理してしまうことがあります。

逆に、全部を人に確認させようとすると、せっかく作った仕組みが重くなります。

だから私は、作業を見ながら
「ここは毎回同じ処理なのか」
「ここは人が見て判断しているのか」
を分けて考えます。

毎回同じ処理なら、仕組みに任せやすい。
判断が必要な部分なら、人が確認しやすい形に残した方がよい。
迷いやすい部分なら、チェック項目や一覧にした方がよい。

大切なのは、何でも自動化することではありません。

人が判断すべきところを残し、
毎回同じところだけを軽くする。

その分け方ができると、無理のない仕組みになりやすいです。

便利なツールを作る前に、
今の作業の中で、どこに人の判断が入っているのかを見る。

そこを丁寧に確認することで、
現場で使いやすい改善につながると思っています。
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