改善が進まない理由は「改善ポイント」がずれているから

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コラム
現場で改善を進めるとき
「どこを変えるべきか」という判断がずれることがあります。

現場は日々の処理を回すことが目的で、
改善担当は仕組みや流れを整えることが目的です。

どちらも間違っていないのですが、
この視点の違いが改善を止めることがあります。

現場は処理に意識が向きます。

・今日の分を処理する
・期限に間に合わせる
・例外を吸収する
・後工程に迷惑をかけない

これは現場として正しい動きです。

一方で改善担当はプロセスに意識が向きます。

・なぜ例外が起きるのか
・なぜ揺れが出るのか
・なぜ手戻りが起きるのか
・なぜ締め前に詰まるのか

これも改善として正しい動きです。

改善が進まないのは
「どこを直すべきか」が揃っていない状態だからです。

例えば、現場ではこんな改善案が出やすくなります。

・作業を減らしたい
・効率よく処理したい
・チェック漏れを防ぎたい
・自動化したい

一方、改善担当が見ているのはもう少し前段です。

・揺れを出す入力仕様になっている
・突合に必要なキーが定義されていない
・締めと期限の構造が整理されていない
・例外処理を前提にした設計になっている

ここが揃っていないと、改善案が現場目線に寄りすぎて
仕組みが変わらないまま進んでしまいます。

改善を前に進めるためには
現場の困りごとと、前段の構造をつなぐ必要があります。

例外や手戻りや突合不一致は、
作業ミスではなく構造の問題であることが多いからです。

改善担当の役割は
例外処理を「うまく吸う」ことではなく
例外を「減らす設計」を作ることだと思っています。

以下のような状況は、前段整理の対象になります。

・現場で複数手順のExcel前処理がある
・突合に時間がかかる理由が分からない
・取引先と自社のデータ差分を手で吸収している
・例外処理を前提にした運用になっている
・自動化を検討しても前段で止まる

改善したいのに進まない場合、
改善ポイントがずれている可能性があります。

扱っているデータや状況が対象かどうか判断しますので、
一度ご相談ください。
購入前提ではありません。


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