西洋占星術×タロット占い師の春日ステラ葵です。
「素敵な出会いがほしい」「次こそは幸せな恋がしたい」
そう願って、恋活に自分磨きにと頑張っている。
けれど、どんなに新しい種をまいても、土がカチカチに固まっていたら、新しい芽はなかなか出てこられないものです。
新しい縁が結ばれるときには、ある共通したリズムのようなものがあるようです。
それは、“何かがあなたの心から卒業したときに、その空いた場所に新しいものが流れ込んでくる”という流れです。
タロット占いで「運命の人はいつ現れますか?」と相談を受けるとき、カードの中に、過去の終わりを告げるカードや、何かをぎゅっと握りしめているカードが現れることがあります。
今回は、タロットの視点から、あなたの恋愛の運気をアップデートするために必要な「手放し」についてお伝えしたいと思います。
恋愛占いで『死神』が教える、新しい出会いのための“再生”
タロットカードの中で最も誤解されやすいのが、この『死神』かもしれません。不吉な予感がする絵柄ですが、描かれている死神の背景には、遠くの方で太陽が昇っています。
これは、一つの事柄が幕を閉じることで、新しい何かが始まるというサイクルを表しているのです。
もし、今のあなたに忘れられない人がいたり、形を変えて繰り返してしまう苦しい恋のパターンがあったりするなら。
『死神』のカードは、「もうその章は、読み終えていいんですよ」と慈愛に満ちた再生を促しているのかもしれません。
終わった物語を無理に読み返そうとしていては、次の新しい物語の表紙をめくることができないのです。
「手放す」とは、無理に忘れることではなく、それが過去になったと認めてあげること。
その瞬間に、あなたの心の中に、新しい誰かが入ってくるための柔らかな「余白」が生まれることでしょう。
『ペンタクルの4』が映し出す、恋活を阻む“執着”の正体
もう一枚、スプレッドによく現れるのが『ペンタクルの4』というカード。 ひとりの人物が、4つのコインを足で踏み、胸に抱き、頭に乗せ、必死に守っている姿が描かれています。
手に入れたものを失いたくない彼は、大切にコインを守っているようですが、そのポーズのせいで一歩も動くことができず、周りの景色を見る余裕もなくなっています。
誰にでも「この人を逃したら次はないかも」「今の安定を壊すのが怖い」という不安から、自分にとって本当はもう必要のない感情や妥協した関係を、必死に守ってしまう経験はあるのではないでしょうか?
けれど、両手で過去や不安を抱きしめていたら、新しく現れた運命の人の手を取ることができません。
タロットは、あなたが今何を守ろうとして、何に怯えているのかを、鏡のように映し出します。客観的に、自分の握りしめているものに気づくだけでも、心の強張りは少しずつ解けていくはずです。
タロット占いは、理想の恋を叶えるための心の整理
タロット占いは、ただ未来を待つための魔法ではないのです。
今、あなたの心の中を何が占領しているのか。
そして、何を整理すれば、望んでいる未来が一番良い形で届くのか。
寄り添いながら、一緒に確認するためのひとつのツールとなってくれます。
前向きな出会いを引き寄せ、次のステップへと向かうために。
不要な感情をそっと手放して、心が軽くなったとき。その余白に、自然に新しい運命が滑り込んでくるような流れを生みだすことでしょう。
今、あなたの物語の『次の1枚』には、何が描かれているのでしょうか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
鑑定では、あなただけに贈る星とカードからのメッセージをお伝えします。
春日ステラ葵