世の中にはどんなに悲惨な境遇に置かれても、立派に自らの目標を成就して名を後世に残した人々がいます。
その人たちの共通点を探ってみると、何か大事が起こった時に、必ずその原因を「自分自身」に求めているのです。
多くの人々は(普通は)、不都合なことが起こるとその原因を他人に求めます。要するに「人のせいにする」ということです。
当然、自分を変える努力には結びつかず、事態が好転することもありません。逆にその原因を自分に求めたらどうでしょうか?
有名なところでエイブラハム・リンカーンの生き方を紹介しましょう。
リンカーンは幼少期から自分の育ちや振る舞いには自分が責任を負うべきだと考えてきました。お金や教育の機会もほとんどないまま成長しながらも、リンカーンはそれを自分で何とかしようとしました。
彼は子供のころから読書が好きでしたが、家には本がほとんどありませんでした。しかし、それを運命と諦めたり家族のせいにしたりするのではなく、自力で事態を改善しようとしました。
本を借りるため、長い道のりを歩いて隣人たちを訪ねました。彼が10代の時に、法律に興味を抱きましたが,当然家には法律を勉強させるだけの余裕はありません。
そこでも仕方がないと諦めるのではなく、法律家が仕事をしている姿を見学するために、30キロ近い道のりを歩いて一番近い裁判所に定期的に通いました。
大統領就任時には、経済破綻状態の国家を引き継ぐことになりました。この時も、前の大統領を責めるのではなく議会に対して「権力を握っている我々には、責任というものがある」と説いたのです。
私たちには、大学合格に向けて十分な環境が与えられています。勉強を進めて行く上で問題がある場合は、自分の問題としてとらえて解決して行きましょう。
また、日常生活においてもこの姿勢を貫けば大きく自分を成長させることになると思います。