今回は、私が最も感銘を受けた本(小林正観さんの著書『釈迦の教えは「感謝」だった』)から学んだことをシェアしたいと思います。
~ どうしたら「ラクに幸せに生きられるか」という実践的な知恵 ~
分かりやすく、3つの大きなポイントでお話しします。
1. 「悩み」の正体は自分の「思い」にある
お釈迦様が悟った真理の一つに「この世に悩みは存在しない」というものがあります。
起きている出来事自体に「良い・悪い」の色はついていません。
「こうあるべきだ」「損をしたくない」という自分の執着や勝手な思い込みが、目の前の出来事を「悩み」に変えてしまっているだけです。
例えば…
「雨が降る」という現象に対し、農家の人は「恵みの雨」と喜び、
遠足を楽しみにしていた子供は「嫌な雨」と悲しみます。
雨そのものに善悪はなく、決めているのは人間の心です。
2. 「そ・わ・か」の法則
この本で最も有名なのが、幸せを呼び込む掃除・笑い・感謝の頭文字をとった「そ・わ・か」の法則です。
〇掃除(そ) 特にトイレや水回りをきれいにすること。
謙虚さが身につき、身の回りが整う。
〇笑い(わ) 肯定的に捉え、ニコニコして過ごすこと。
免疫力が上がり、周囲との摩擦が減る。
〇感謝(か) 「ありがとう」を口癖にすること。
運気が好転し、奇跡が起きやすくなる。
これらを「徳を積む」ために行うのではなく、ただ淡々と実践することが大切だと説かれています。
3. 「ありがとう」の魔法
著者(小林正観さん)は、感謝の言葉には強力なエネルギーがあると説いています。
「心がこもっていなくてもいいから、まず言葉に出すこと」が推奨されています。
形から入ることで、後から心が追いついてくるという考え方です。
「ありがとう」を言っている一方で、愚痴や悪口(五戒:不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)を言うと、せっかくのカウントがリセットされてしまうといいます。
この本が伝えたい核心は、「自分の力で運命を変えようと踏ん張るのをやめ、目の前の現象を丸ごと受け入れて感謝する」という生き方です。
努力して何かを成し遂げることよりも、今ここにある幸せに気づき、
「ありがとう」と言い続けるだけで、人生は驚くほどラクに、豊かになっていく。
それがお釈迦様が伝えたかった「感謝」の本質である、と結論づけています。
次回は、心を穏やかにする「五つの真理」の教えについてお話ししたいと思います。