「後でやろう」が止まらなくなる理由

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「後でやろう」が止まらなくなる理由

「後で返そう」
「また今度やろう」
「今はまだいいか」
そう思っていたら、気づけば何日も経っていた。
そんな経験はありませんか?
返事を返せない。
投稿できない。
やろうと思ったことに手がつかない。
そして、
「自分は意思が弱いのかな」と感じてしまう。
でも実は、そこには性格だけではない理由が隠れていることがあります。

「後回し」には理由がある

心理学には、
「回避強化」という考え方があります。
少し難しい言葉ですが、簡単に言うと、
人は不安なことや怖いことを避けると、一瞬ラクになる。
ということです。
例えば、
返事を返そうと思ったけど閉じる。
発言しようと思ったけどやめる。
相談しようと思ったけど送らない。
すると、その瞬間は少しホッとします。
「今は考えなくていい」
「また後でやろう」
そんな感覚になることがあります。

なぜ後回しが増えていくのか

問題はここからです。
私たちの脳は、
「避けたらラクになった」ということを覚えていきます。
すると次も、
「今はやめておこう」を選びやすくなります。
その結果、
後回しが増えていく。
そして、
動くことが少しずつ難しくなっていくことがあります。
つまり、
後回しを繰り返している時に起きているのは、
やる気不足というより、
「避けるとラクになる」という反応が続いている状態に近いのです。

本当に避けているもの

ここで一つ考えてみてほしいことがあります。
私たちは本当に、
「行動」
を避けているのでしょうか。
実はそうではないことがあります。
例えば、
・否定されるのが怖い
・面倒だと思われたくない
・ちゃんとできる自信がない
・返事を考えること自体がしんどい
こうした感覚を避けようとして、
「後でやろう」
が出ていることがあります。
つまり、
行動を避けているというより、
その先で感じそうな怖さや不安を避けている。
そんなことがあるのです。

気づきにくいから繰り返す

厄介なのは、
自分が何を避けているのか、
自分では気づきにくいことです。
だから、
「また後回しにした」
「またできなかった」
を繰り返してしまうことがあります。
そして、
原因が分からないまま、
自分を責め続けてしまうこともあります。

最後に

もし今、
「やろうと思うのに動けない」
「また後回しにしてしまう」
そんな感覚があるなら、
まずは自分を責める前に、
何を避けようとしているのかを見てみてください。
すると、
ただ怠けていると思っていたものが、
少し違って見えてくることがあります。
後回しは、
意思の弱さではなく、
自分を守ろうとする反応から始まっていることもあるのです。

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