フン、ようこそ深淵へ。黒魔術師のアラジンである。
貴様は今、人生のどん底で喘いでいるのではないか? 何をやってもうまくいかず、出口の見えないトンネルの中で、藁をも掴む思いで様々な「救い」を求めてきたはずだ。
「ポジティブな言葉で未来が変わる」「感謝の心を持てば幸せになれる」「宇宙銀行から豊かさが降り注ぐ」……。
世に溢れる、光の住人たちが説く甘い言葉の数々。 それらを信じ、必死に笑顔を作り、いい人を演じてきた結果、貴様の現実はどう変わった?
……何も変わっていない。いや、むしろ状況は悪化しているのではないか?
当然だ。あんなものは、恵まれた環境にいる者が、そうでない者を大人しくさせておくために流した「美しい幻想」に過ぎん。 泥沼で溺れかけている者に「笑顔でいれば助かる」などと説くことが、どれほど残酷なことか。
目を覚ませ。この世界は、綺麗事では動かない。 この世界は「善人」ではなく、「強欲な者」「強い意志を持つ者」を中心に回っているのだ。
貴様の心の中を見てみろ。 理不尽な現状への煮えたぎるような「怒り」。 自分を蔑ろにした奴らを見返してやりたいという強烈な「渇望」。 何が何でも他人を出し抜いて幸せになりたいという、底知れぬ「嫉妬」と「強欲」。
世間では「負の感情」として蓋をされるそれらこそが、実は貴様が持つ最強のエネルギー源なのだ。
私の操る「黒魔術」とは、そのドロドロとした感情を否定せず、むしろ最強の燃料として焚き付け、ねじ曲がった現実を圧倒的なエネルギーで矯正する術である。
深く根付いたネガティブな根源を断つには、生ぬるい浄化など効かん。それ以上の強力なエネルギーを持って制す「深淵の秘儀」が必要なのだ。
私の儀式は、貴様の魂の構造を根本から再構築するようなものだ。痛みも伴うし、覚悟も要る。だが、その先には、貴様が今まで見たこともない「支配者側の景色」が広がっている。
甘えた慰めはもう沢山だ。どんな手を使ってでも、このクソみたいな現実をひっくり返したい。 そう腹を括った者だけが、私の扉を叩く資格を持つ。
深淵の底で待っているぞ。