システム開発の見積もりで「初期費用」ばかりに目が行きがちですが、
本当に重要なのは「その後の保守費用」です。
私は大手SIerで基幹システムの開発と保守を経験し、
現在はフリーランスとしてスタートアップ数社の案件に参画しています。
その中で痛感したのは、設計段階での判断が、数年後の保守費用を
大きく左右するということです。
保守費用が膨らむシステムの共通点
これまで多くのシステムを見てきて、保守費用が膨らむケースには
共通点があります。
ドキュメントが整備されていない
特定の技術者にしか触れない「属人化」した設計
過度に複雑な構成や不要な機能の追加
技術選定の理由が不明確
こうしたシステムは、ちょっとした修正でも時間とコストがかかり、
結果的に作り直すことになるケースも少なくありません。
長く使えるシステムを作るために私が意識していること
1. シンプルな設計を徹底する
複雑な実装は、将来のメンテナンスコストを確実に増やします。
必要最小限の機能に絞り、拡張性を持たせた設計を心がけています。
2. ドキュメントと設計意図を残す
「なぜこの実装にしたのか」を記録することで、
他のエンジニアが触る際のハードルを下げます。
3. 汎用的な技術を選ぶ
特殊なフレームワークやライブラリではなく、
広く使われている技術を選ぶことで、将来の引き継ぎがスムーズになります。
フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広く対応できるからこそ、全体を見据えた保守しやすい設計が可能です。
「作って終わり」ではなく、「長く使えるシステム」を一緒に作りませんか?