不安型の特徴4 信じられない

不安型の特徴4 信じられない

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「好きだよ」

そう言われた瞬間は、たしかに嬉しい。
でも数時間後には、また不安が顔を出す。

「本当に好きなのかな」
「さっきは、ただそう言っただけかもしれない」

気づけば、また同じ言葉を、彼に求めてしまっている。

不安型の特徴の一つに、「信じきれない、多くの場面で疑ってしまう」というものがあります。「好き」「大丈夫だよ」と言われても、心のどこかで「本当に?」と疑ってしまい、繰り返し安心材料を求めてしまう、という特徴です。

言葉を受け取った瞬間から、不安が始まる


不安型の方にとって、相手からの愛情表現は、安心をくれるものであると同時に、「本物かどうか確かめなければ」という新しい不安の始まりにもなります。

- 「好き」と言われても、「今この瞬間だけの気持ちかもしれない」と感じる
- 優しくされても、「機嫌が良いだけかもしれない」と裏を読んでしまう
- 一度安心しても、時間が経つとまたゼロに戻ってしまう

これは、相手の言葉が信じられないというより、安心という感覚そのものが、長く自分の中にとどまってくれないという感覚に近いものです。せっかく満たされても、まるでコップに穴が空いているかのように、安心がすぐに漏れ出してしまいます。

「安心の確認」が、かえって関係を疲れさせる


安心が長続きしないため、不安型の方は無意識のうちに、繰り返し安心材料を求めてしまいます。一つひとつの確認は、その瞬間は安心につながります。ですがこれが繰り返されると、相手にとっては「何度も同じことを聞かれる」という負担になっていきます。そして皮肉なことに、相手が少し疲れた素振りを見せると、それがまた「やっぱり本当は好きじゃないのかも」という新しい不安の材料になってしまうのです。

なぜ、信じきることがこんなにも難しいのか


なぜ「信じる」ということが、こんなにも難しく感じられるのか。その根っこには、多くの場合、「信じたのに、裏切られた」という経験の積み重ねがあります。

約束や言葉が、その通りに守られない環境で育つと、「言葉」と「実際の行動や気持ち」が一致しないものだ、という前提が心の奥に刻まれてしまいます。その前提を持ったまま大人になると、どんなに誠実な相手の言葉であっても、無意識のうちに「本当だろうか」という疑いのフィルターを通してしまうようになります。これは相手を信じられない性格だからではなく、過去に「信じたことで傷ついた」経験を、心が覚えているからなのです。

 一人で抱え込まなくて大丈夫です


「疑ってしまう自分」を、めんどくさい人間だと責めないでください。それは過去の経験からくる自然な反応であり、性格の欠陥ではありません。

信じきれない感覚は、いきなりなくすことはできませんが、少しずつ和らげていくことはできます。確認したくなった瞬間に一呼吸置いてみる。相手の言葉だけでなく、これまでの行動の積み重ねに目を向けてみる。「信じられる自分」を一気に目指す必要はなく、「今日は少しだけ疑わずにいられた」という日を、少しずつ増やしていくだけで十分です。

とはいえ、長年染みついたパターンを一人で見直すのは、簡単なことではありません。あなたのペースに合わせて、一緒に整理していくこともできます。

1分からのご相談も大歓迎です。少しずつ、信じられる自分を育てていきませんか。


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