「価値のある人間になろう」と言う前に、オトナが示すべきこと

「価値のある人間になろう」と言う前に、オトナが示すべきこと

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コラム
「価値のある人間になろう」と言う前に、オトナが示すべきこと


「あなたは素晴らしい」

「あなたには価値がある」

「あなたがいるから、この世界は素晴らしい」


このような言葉を耳にすることがあります。


もちろん、誰かにそう言ってもらうことで救われることもあるでしょう。


しかし本来、自分の価値とは、誰かに認めてもらうことで初めて生まれるものではありません。


自分自身が、自分の存在や生き方を通して認識していくものだと思います。


ところが、多くの人は育っていく過程で、そのことを教えてもらっていません。


それは、子ども一人ひとりの存在や価値を、本当の意味で大切にするオトナが少ないからではないでしょうか。


そして、自分自身の価値を認識し、それを生き方として示しているオトナが少ないからではないでしょうか。


言葉では立派なことを言っていても、実際には周囲からどう見られるかばかりを気にしている。


自分の利益や立場を守ることを優先し、社会の問題には見て見ぬふりをする。


そのようなオトナの姿を見ながら育った子どもに、


「自分を大切にしましょう」
「価値のある人間になりましょう」


と伝えても、言葉だけでは届きません。


子どもは、オトナの言葉以上に、オトナの生き方を見ています。


■「みんながしているから」で考えることをやめていないか


私たちは、日常生活の中で数多くの選択をしています。


何を食べさせるのか。

体調を崩したときにどうするのか。

薬や医療をどのように選ぶのか。

学校や社会から与えられた情報を、どこまで信じるのか。

電磁波、食品添加物、砂糖、原発や放射能、医療やワクチンなど、意見の分かれる問題について、どのように考えるのか。


大切なのは、誰かの意見をそのまま信じることではありません。


「みんながしているから」
「テレビで言っていたから」
「専門家が大丈夫と言っているから」


それだけで思考を止めず、自分で調べ、考え、自分の責任で選ぶことです。


しかし現実には、多くの人が日々を生きることで精いっぱいです。


仕事、家事、育児、人間関係、将来への不安。


毎日の生活に追われていれば、社会の問題や次の世代のことまで考える余裕がなくなるのも無理はありません。


だからといって、私たちが何も考えないままでいれば、その結果を受け取るのは子どもたちです。


■子どもは、オトナが作った社会の中で生きている


社会の仕組みを作っているのもオトナです。


政治家を選んでいるのもオトナです。


何を買い、何を食べ、どの企業や社会の仕組みを支えるかを決めているのもオトナです。


福島の原発事故をはじめ、忘れてはいけない出来事が少しずつ風化しいます。


真実と宣伝の境目が分かりにくくなり、何を信じればよいのか分からない時代でもあります。


そのような社会を作った責任を引き受けないまま、子どもにだけ、


「夢を持ちなさい」

「価値のある人になりなさい」

と求めることには、違和感があります。



子どもに必要なのは、きれいな言葉を並べるオトナではありません。


自分で考え、自分で選び、その結果を引き受けながら生きているオトナです。


間違えたら認める。

分からないことは調べる。

周囲と違っても、自分が必要だと思うことを選択する。

そして、自分の利益だけでなく、次の世代に何を残すのかを考える。


その姿こそが、子どもに伝わる教育になるのではないでしょうか。


■価値のある人間を目指す前に、自分の価値を思い出す


私は「価値のある人間になりましょう」という言葉に、少し違和感があります。


なぜなら、価値のある人間になろうとするほど、


「今の自分には価値がない」


という前提が強くなることがあるからです。


誰かに認められなければ価値がない。


役に立たなければ価値がない。


結果を出さなければ価値がない。


立派な親やオトナでなければ価値がない。


そのような価値観に縛られると、人は自分の気持ちよりも、周囲から求められる役割を優先するようになります。


そして無理を重ね、身体や心に不調が表れてから、ようやく自分が苦しんでいたことに気づきます。


必要なのは、さらに価値のある人間になろうと頑張ることではありません。


自分は何を恐れているのか。


誰の期待に応えようとしているのか。


なぜ自分を認められないのか。


自分は本当は、どのように生きたいのか。


そこに目を向け、自分の価値を自分で認識していくことです。


この国や社会に希望を持てないと感じることがあっても、私たちは生きていかなければなりません。


そして、次の世代へ命と社会をつないでいかなければなりません。


だからこそ、口先だけの「素晴らしいオトナ」になるのではなく、自分の選択と生き方で示せるオトナでありたいと思います。


■自分の価値が分からなくなっている方へ


「自分には価値がない」

「人の期待に応え続けることに疲れた」

「親として、このままでよいのか不安になる」

「自分が何を望んでいるのか分からない」

「身体の不調を抱えながら、無理を続けている」


そのような状態には、これまでの家族関係、人間関係、過去の体験、思考の癖などが関係していることがあります。


あかつき道整骨院では、症状が出ている場所だけでなく、
食事や生活習慣、考え方、人間関係、過去の体験なども含め、身体と心の両面から一緒に整理していきます。


価値のある人間になるためではありません。


誰かに認めてもらうためでもありません。


自分がどのように生きたいのかを、自分自身で認識するためです。


一人で考え続けても答えが見つからないときは、一度ご相談ください。
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