子どもが肉を食べたがるのには理由がある?
食の好みから身体の声を考える
栄養指導をしていると、
「子どもが野菜を食べず、肉ばかり食べたがるのですが大丈夫でしょうか?」
という相談を受けることがあります。
親としては、野菜を食べない姿を見ると、
「栄養が偏ってしまうのではないか」
「好き嫌いを直さなければいけないのではないか」
と心配になると思います。
しかし私は、肉を食べたがること自体は、必ずしも悪いことではないと考えています。
※砂糖を多く含むものや白米ばかりを欲しがる場合には、食生活全体を確認する必要があります。
子どもは身体をつくっている途中です
成長期の子どもは、内臓や骨、筋肉など、身体そのものをつくっている途中です。
その材料として欠かせないのが、タンパク質と脂質です。
肉を食べたがるのは、単なるわがままではなく、
「身体をつくるための栄養が必要」
という身体からの要求として表れている可能性があります。
もちろん、肉であれば何でもよいということではありません。
加工度の高い食品に偏らず、できる範囲で原材料や飼育環境なども確認し、質を意識して選ぶことが大切です。
魚と脂質は「質」を確認する
魚を選ぶ場合、私は大型魚に偏らず、小型の魚も取り入れるようにお伝えしています。
食物連鎖の上位にいる大型魚は、水銀などの汚染物質を蓄積している可能性があるためです。
また、脂質は身体をつくる大切な材料だからこそ、質に注意しなければなりません。
安価な植物油や、植物油を多く使用した加工食品に偏らないように、
家庭で使っている油や普段のお菓子、惣菜なども一度確認してみましょう。
野菜を食べないことだけを問題にしない
子どもの頃には食べられなかった野菜が、大人になってから自然に食べられるようになった経験はありませんか?
味覚や消化機能、必要とする栄養は、年齢や身体の状態によって変化します。
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれ、身体の代謝や排出を支える役割があります。
一方で、身体を大きくしている成長期には、タンパク質や脂質を強く求める子どももいます。
そのため、
「野菜を食べないから悪い」
「肉ばかり食べるから偏食だ」
と一部分だけを見て判断するのではなく、その子の成長や体調、便通、睡眠、肌の状態、集中力などを含めて考えることが必要です。
大人の「正しい食事」を押しつけていませんか?
大人が健康によいと思っている食べ方が、その子の身体に合っているとは限りません。
身体が求めていないものを無理に食べさせたり、必要としているものを一方的に制限したりすることは、
場合によっては子どもを苦しめる食事になります。
家庭の食事で大切なのは、一般的な栄養バランスだけではありません。
「この子は今、何を必要としているのだろう?」
という視点で、日々の様子を見ることです
食べたいものだけですべてを判断することはできませんが、
子どもの食欲や好みには、そのときの身体の状態を知る手がかりが隠れていることがあります。
子どもが何を食べたがるのか。
食べたあとに元気になるのか、眠くなるのか。
便通や肌の状態はどうなのか。
毎日の小さな変化を見ていますか?
食べさせることだけではなく、子どもの様子を観察することも、大人にできる大切な栄養管理だと思います。
お子さんの食事で悩んでいる方へ
あかつき道整骨院では、食べ物だけを見て一方的に制限するのではなく、
お子さんの年齢や成長、体調、生活習慣、普段の食事内容などを確認しながら、家庭で取り組める食べ方をご提案しています。
「野菜を食べてくれない」
「肉や特定の食べ物ばかり欲しがる」
「何を食べさせたらよいのか分からない」
「一般的な栄養指導ではうまくいかなかった」
そのようなお悩みがありましたら、一度ご相談ください。
子どもに何を食べさせるかだけでなく、なぜそれを欲しがるのかを一緒に考えていきましょう。
ご相談・ご予約は、あかつき道整骨院の公式LINEまたはホームページからお問い合わせください。