キケンなのは「間違った考え」ではなく、 考えることを手放してしまうこと

キケンなのは「間違った考え」ではなく、 考えることを手放してしまうこと

記事
コラム
キケンなのは「間違った考え」ではなく、
考えることを手放してしまうこと



今の社会には、人が陥りやすい「キケンな考え方」が増えているように感じます。


私が考えるキケンな状態の一つ目は、流れてきた情報をそのまま受け入れ、自分で考えることを棄権してしまうことです。


テレビやインターネット、SNSなどからは、毎日たくさんの情報が流れてきます。


しかし、その情報が正しいのか。

誰が、どのような目的で発信しているのか。

反対の立場から見ると、どのように見えるのか。

そこまで考えずに情報を受け入れてしまうと、自分とは異なる意見を持つ人を「悪」と決めつけ、
徹底的に排除しようとすることがあります。


本来、意見が違うことと、その人が悪い人であることは同じではありません。


それでも、自分が正しいと思い込むほど、相手の話を聞けなくなり、攻撃的になってしまうことがあります。


二つ目は、キレイゴトだけを信じてしまうことです。


「人のために善いことをしたい」

「困っている人を助けたい」

「社会をより良くしたい」

このような気持ちは大切です。


しかし、人の善意は、使い方によっては誰かに利用されることもあります。

耳ざわりのよい言葉だけを並べ、人の善のココロを刺激し、その裏側にある都合や利益、悪意から目をそらさせることもできるからです。


人のココロには、善だけがあるわけではありません。


優しさもあれば、嫉妬や怒り、支配欲、承認欲求、私利私欲もあります。


これは特別に悪い人だけが持っているものではなく、私を含め、誰の中にもあるものです。


陰陽論で考えれば、善だけを強く押し出すほど、その裏側には悪が生まれます。


自分の悪のココロを見ないまま「自分は正しい」「自分は善いことをしている」と思い込んでしまうと、
自分が誰かを傷つけたり、排除したり、コントロールしたりしていることにも気づけなくなります。


ただし、キケンな考え方を持っているからといって、その人自身を否定する必要はありません。


自分で調べ、自分で考え、歴史を学び、人のココロの闇を知ることで、見え方は変わっていきます。


そして、自分の間違いに気づいたとき、それを認めて受け入れることができれば、考え方はいくらでも変えることができます。


現在あふれている情報には、必ず発信する側の意図が含まれています。


その意図は、純粋な善意だけとは限りません。


利益を得たい。
支持を集めたい。
不安をあおりたい。
反対意見を封じたい。
人を思いどおりに動かしたい。


そのような人の「悪」が含まれている可能性を前提に情報を見ることで、少し離れた場所から俯瞰できるようになります。


私が考える二つのキケンな状態には、共通点があります。


それは、


「誰かにコントロールされていることに、自分で気づいていない」


ということです。


そして、最もキケンなのは、間違った考えを持つことではありません。


自分で調べることをやめること。
自分の頭で考えることをやめること。
異なる意見を聞かなくなること。
自分の中にある悪のココロを見なくなることです。


そこから抜け出すためには、歴史を学び、知識を身につけ、自分なりの考えを持つことが必要です。


さらに、その考えを人と議論し、ときには疑い、修正しながら深めていくことも大切です。


しかし、自分の考え方の癖や、なぜ特定の情報に強く反応してしまうのかは、一人では気づきにくいものです。


情報を見るたびに不安になる。
違う意見を聞くと強い怒りが湧く。
家族や周囲の人と考え方が合わず苦しい。
何が正しいのか分からなくなっている。
自分の考えを持ちたいけれど、うまく整理できない。


そのようなときは、情報の正しさだけを追い続けるのではなく、
「なぜ自分はそう感じるのか」という自分のココロを見直す必要があります。


あかつき道整骨院では、身体に表れている症状だけでなく、
生活習慣、食事、思考の癖、人間関係、過去の体験なども含めて、その人が抱えている問題を一緒に整理しています。


誰かに正解を決めてもらうための相談ではありません。


自分が何に影響され、何に反応し、どのような考え方をしているのかを知り、自分なりの答えを見つけていくための相談です。


考えがまとまらないときや、不安や怒りに振り回されていると感じるときは、一度ご相談ください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す