【太れる才能】体型だけでは分からない、その人の「器」
施術をしていると、体型についての悩みをよく耳にします。
「こんな身体になりたいんです」
「あと何キロ痩せたいです」
「もっと細くならないと健康になれませんよね?」
世の中には、
「太っている=不健康」
「痩せている=健康」
というイメージがあります。
以前の私も、同じように考えていました。
しかし、さまざまな方の身体に触れ、生活や人間関係、考え方まで含めて話を聞いているうちに、
体型だけでその人の健康を判断することはできないと思うようになりました。
太っていることは、本当に悪いことなのでしょうか。
「太る」という言葉を、少し違う角度から考えてみます。
肉付きがよく、腹や肩の幅が広い人を「恰幅がいい」と表現することがあります。
そして、恰幅がいい人には、
「器が大きい」
「包容力がある」
「安心感がある」
という印象を抱くこともあります。
もちろん、太っている人がすべて器量のある人というわけではありません。
しかし、いつも自然と人が集まり、周囲の人を受け入れ、頼られることの多い人が、ふくよかな体型をしていることがあります。
その身体は、たくさんの人や感情を受け止めてきた、その人の「器」を表しているのかもしれません。
私はこれを「太れる才能」と考えています。
食べても太れず、体力を蓄えにくい人もいます。
一方で、食べたものを身体に蓄え、体重を増やせる人もいます。
太れることも、身体が持っている一つの力です。
だから、体重の数字だけを見て、
「痩せなければいけない」
「この体型ではダメだ」
「太っている私は不健康だ」
と、自分を否定する必要はありません。
大切なのは、体型だけではなく、その身体でどのように生活できているかです。
身体が重くて動きにくいのか。
疲れが抜けないのか。
眠れているのか。
食後に苦しくならないのか。
それとも、今の体型で元気に動き、人との関わりも楽しめているのか。
同じ体重でも、身体の状態は一人ひとり違います。
痩せる必要がある人もいれば、無理に痩せることで体調を崩してしまう人もいます。
反対に、体重を減らすよりも先に、食べ方や睡眠、生活習慣、考え方を見直した方がよい人もいます。
体型は、その人の食べ方、生き方、考え方、生活環境などが重なって現れたものです。
だからこそ、単純に「太っているから痩せましょう」で終わらせるのではなく、
「なぜ今の体型になったのか」
「その体型は何を表しているのか」
「これから、どのような身体で生きていきたいのか」
を考えることが大切だと思っています。
太れることは、欠点ではなく才能かもしれません。
今の体型に苦しさがなく、人が自然と集まり、その人らしく過ごせているのであれば、
安心してその体型でいるという選択があってもよいのではないでしょうか。
ただし、身体の重さや疲れ、痛み、食後の不調などがある場合は、体重だけではなく、その背景を確認する必要があります。
あかつき道整骨院では、症状が出ている場所や体重の数字だけを見るのではなく、
食事、睡眠、生活習慣、人間関係、思考の癖なども含めて、今の身体になった理由を一緒に整理しています。
「痩せた方がいいのか分からない」
「何度ダイエットしても元に戻ってしまう」
「今の体型を否定せず、自分の身体を見直したい」
そのような方は、一度ご相談ください。
痩せることを目的にするのではなく、これからどのような身体で、どのように生きたいのかを一緒に考えていきましょう。