ダイエットが続かないのは意志が弱いからではない
体型をつくった「生活の常識」を見直そう
体型や体重が気になる人にとって、ダイエットは大きな関心事だと思います。
しかし、私は今、ダイエットそのものにはあまり興味がありません。
正確に言えば、以前ほど興味がなくなりました。
なぜなら、ダイエットとは単に体重を落とすことではなく、
これまでの食べ方・生き方・考え方を見直すことだと考えるようになったからです。
そこに向き合うことができれば、ダイエットは必要以上に難しいものではありません。
■カロリー制限や運動だけでは変わらない
ダイエットを始めようとすると、
・食べる量を減らす
・カロリーを計算する
・急に運動を始める
・ダイエット食品や健康食品を買う
このような方法を選ぶ人が多いと思います。
もちろん、それによって一時的に体重が減ることはあります。
しかし、それまでと同じ生活や考え方に戻れば、体型も元に戻りやすくなります。
なぜ今の体型になったのか。
何を食べ、どのように働き、何にストレスを感じ、どのような方法で気持ちを満たしてきたのか。
こうした根本的な部分に目を向けないまま、体重だけを減らそうとしても、同じことを繰り返してしまいます。
■体型は、これまでの生活の積み重ね
現在の体型は、昨日や今日だけでつくられたものではありません。
これまでの食生活、運動習慣、仕事、睡眠、嗜好品、ストレスへの対処法などが積み重なって、今の身体に表れています。
私は体型を、その人の生き方・食べ方・考え方の集大成だと考えています。
これは、自分を責めるための考え方ではありません。
自分の生活によってつくられた部分があるなら、自分の選択によって変えられる可能性もあるということです。
「自分は食べていないのに太る」
「年齢のせいだから仕方がない」
「忙しいから何もできない」
そう考える前に、自分にとっての当たり前が、本当に今の身体に合っているのかを確認する必要があります。
■ダイエットとは、自分の常識を見直すこと
ダイエットを成功させるために重要なのは、我慢の強さではありません。
これまで自分が正しいと思っていた生活習慣を、どれだけ見直せるかだと思います。
食べ物、食べる回数、運動、睡眠、仕事、嗜好品、ストレスへの向き合い方など、体型に影響するものは一つではありません。
生活全体が今の身体をつくっているのであれば、一つの食品や運動だけで何とかしようとするのではなく、
生活全体を見直す必要があります。
意識が変われば、選ぶものが変わります。
選ぶものが変われば、行動が変わります。
行動が変われば、身体も少しずつ変わっていきます。
■食生活では糖質の摉り方を確認する
日本では「お米は毎食食べるもの」「主食は必ず必要」と考えている人が少なくありません。
しかし、砂糖を多く含む食品や、精製された穀物を中心とした食生活が続いている場合は、
糖質の量や摂り方を見直すことも一つの方法です。
お菓子、菓子パン、清涼飲料水、麺類、白いパンなどを頻繁に摂っている人は、
それらが本当に必要なのかを一度確認してみてもよいでしょう。
ただし、糖質を減らせば誰でも健康になるということではありません。
極端な食事制限を行うと、エネルギー不足や体調不良につながることがあります。
糖質を控える場合は、肉・魚・卵などのたんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなど、
身体に必要な栄養をどのように補うかまで考える必要があります。
大切なのは、単に食べる量を減らすことではなく、自分に必要な栄養を満たしながら、不要なものを減らすことです。
■加工食品中心から、素材を選ぶ食事へ
加工食品には、商品によって糖類、添加物、精製された原材料、植物油などが多く使われています。
完全に避ける必要はありませんが、加工食品や外食が中心になっている人は、素材からつくる食事を増やすことをおすすめします。
肉、魚、卵、季節の野菜など、できるだけ原材料が分かるものを選び、自分で調理する。
それだけでも、自分が何をどのくらい食べているのかが分かりやすくなります。
野菜や果物についても、量だけではなく、育った環境や鮮度まで含めて選ぶことが大切だと私は考えています。
■運動は、食生活を整えてからでも遅くない
体重を減らすために、急に激しい運動を始める人もいます。
しかし、食生活や生活リズムが乱れたまま運動だけを増やすと、疲労や空腹が強くなり、かえって食べ過ぎてしまうことがあります。
まずは食生活と身体の状態を確認する。
そのうえで、散歩や軽い運動などを気分転換として取り入れる程度でもよいと思います。
運動によって無理に体重を落とすのではなく、身体を動かしたくなる状態をつくることのほうが大切です。
■ダイエットは、今までの自分を手放すこと
ダイエットとは、細い身体や引き締まった身体を目指して、自分を追い込むことではありません。
これまでの生活が今の体型をつくったことを受け止め、必要のなくなった習慣を手放すことです。
この考え方は、身体の症状や不調を見直すときにも応用できます。
「何をすれば治るのか」と新しいものを探す前に、
「今まで何を続けてきたのか」
「何をやめる必要があるのか」
と考えてみることが必要です。
■ダイエットに振り回されない身体へ
本来、人はいつも体重やカロリーを気にしながら生活する必要はないはずです。
「細い身体が美しい」
「体重が軽いほど健康である」
そのような情報に振り回されるのではなく、自分の身体に必要な栄養や生活を知ることが大切です。
必要な栄養が満たされ、身体に合った生活ができていれば、その人の栄養状態や生き方に見合った体格へ近づいていきます。
目指すべきなのは、数字だけを減らすダイエットではありません。
健康やダイエットの情報に振り回されず、自分で食べ方と生き方を選べる状態です。
「いろいろ試したけれど体型が変わらない」
「何を食べたらよいのか分からない」
「自分に合った食事や生活習慣を知りたい」
そのような方は、一度ご相談ください。
あかつき道整骨院では、体重だけを見るのではなく、
これまでの食生活、生活習慣、身体の状態、ストレスや考え方などを確認しながら、その方に必要な見直し方をご提案しています。
無理なカロリー制限や、誰にでも同じ方法を勧めるのではなく、「なぜ今の身体になったのか」を一緒に整理していきます。