家族にうつしたらどうしよう…
その不安を、家族の身体を見直すきっかけに
「自分のインフルエンザが、家族にうつったらどうしよう……」
感染症が流行する季節になると、このような不安を抱える方が増えてきます。
特に、小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合、自分のせいで家族が体調を崩したらどうしようと、
必要以上に自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
もちろん、インフルエンザはウイルスによって起こる感染症です。
そのため、体調が悪いときに人との距離をとることや、換気、手洗いなどの基本的な感染対策は大切です。
しかし、私がもう一つ考えていただきたいのは、
「同じウイルスに触れても、なぜ発症する人と発症しない人がいるのか」
ということです。
感染する可能性だけでなく、感染したあとに発症するかどうか、
どの程度の症状が出るのかという「身体の状態」にも目を向ける必要があります。
家族は、生活習慣も似てくる
一緒に暮らしている家族は、同じ空間で過ごすだけでなく、生活習慣や食生活も似たものになりやすいものです。
寝る時間や起きる時間、食卓に並ぶもの、外食の回数、間食の内容など、家族には共通する習慣がたくさんあります。
そのため、家族全体が疲れていたり、睡眠不足が続いていたり、食生活が乱れていたりすれば、
同じ時期に体調を崩しやすくなることがあります。
「誰かが家族にうつした」という問題だけではなく、家族みんなが発症しやすい身体の状態になっていなかったかという視点も必要です。
食材を切るところから始めていますか?
食生活を振り返ったとき、食材を切るところから始める料理は、どのくらいあるでしょうか。
加工食品や出来合いの総菜、外食が中心になり、砂糖を多く含む食品や精製された穀物を頻繁に食べていると、
栄養の偏りにつながることがあります。
一つひとつは小さな習慣でも、それが毎日積み重なれば、身体の回復力や体調にも影響します。
反対に、健康のために特定の食品を極端に制限したり、身体の状態に合わない健康法を続けたりすることで、
必要な栄養が不足している方もいます。
大切なのは、
「健康によいと言われているから食べる」
「身体に悪いと言われたから避ける」
という情報だけで判断するのではなく、実際に自分の身体がどう反応しているかを見ることです。
いつもの不調を「体質」で終わらせない
私は、生理痛や生理不順、便秘、冷え性、花粉症、アレルギーなど、普段から抱えている不調にも注目しています。
これらを「昔からだから」「体質だから」と、そのままにしている方は少なくありません。
しかし、感染症が流行したときだけ身体を守ろうとするのではなく、
日頃から現れている不調を身体からのサインとして捉え、生活全体を見直していくことが大切です。
感染症の季節になってから慌てて対策するのではなく、普段から身体が回復しやすい状態をつくっておく。
その積み重ねが、自分だけでなく家族の健康を考えることにもつながります。
不安を抱えるだけで終わらせない
「家族にうつしたらどうしよう」
そう不安になったとき、自分を責めるだけでは身体は整いません。
感染対策を行いながら、家族みんなで次のようなことを振り返ってみてください。
・しっかり眠れているか
・疲れをため込んでいないか
・加工食品や外食に偏っていないか
・砂糖類や精製穀物を食べすぎていないか
・便秘や冷えなどの不調を放置していないか
・健康情報に振り回されていないか
すべてを一度に180度変える必要はありません。
まずは、今の家族にとって何が負担になっているのかを知ることから始めましょう。
何から見直したらよいか分からない方へ
あかつき道整骨院では、現在の症状だけを見るのではなく、
食生活、睡眠、生活習慣、考え方、ストレスなどを整理しながら、不調が続く背景を一緒に考えています。
「健康に気をつけているのに、家族みんなが体調を崩しやすい」
「いろいろな情報を試したけれど、自分に合っているのか分からない」
「感染症が流行するたびに不安になってしまう」
そのような方は、一人で悩み続ける前に一度ご相談ください。
感染症を恐れるだけではなく、これから家族がどのような生活をしていけばよいのか。
今の身体と生活を整理し、できることから一緒に見つけていきましょう。