特捜エクシードラフト Special Rescue Exceedraft DXヘビーサイクロン
EDRT-00X の修理依頼を受けました。
特捜エクシードラフトは1992年2月~1993年1月の放送された、日曜朝の特撮テレビドラマです。テレビの中で出てくる武器の玩具になりますが、発売時期が放送期間中と考えると、約33年前の物となります。
こちらの玩具ですが、電池を入れても動かないということでした。
実際に電池を入れても動かなかったので、分解して原因を特定していきます。
本体は前部と後部に分かれています。まずは後部を分解して、そこに修理が必要な箇所があるか見ていきます。
後部を固定しているネジを全て取り外していきますが、隠れネジや外さないといけない部品があります。ネジの長さが異なる場所があるので注意。
赤丸は短いネジ(4本)。青丸は長いネジ(5本)。
電池パックが無いほうは2ヶ所のみ。
電池パックがあるほうは、まずは目に見える場所6ヶ所にネジがあります。
後ろの持ち手パーツ(?)を外します。
写真のように、まずは①の方向にちょっと引っ張って、②の方向に引くと簡単に外れます。
外れるとこんな感じです。
次はグリップ部分の黒い部品を取り外します。
爪で固定されているだけなので、簡単に外せます。
取り外した状態が下の写真です。
さらに、金色の丸いエンブレムの中に隠しネジがあります。
隙間にマイナスドライバーなどの細いものでひっかけて外します。
両面テープでついているだけですので、簡単に外せます。
エンブレムを外したものが次の写真です。
反対側のエンブレムは外す必要はありません!
青丸の中に隠しネジがあるので、これを外すと下部を分解できます。
下部を分解したのが下の写真になります。
配線に気を付けて、ゆっくり分解していきます。
トリガー、スイッチ、スピーカの部品が見えます。
こういった玩具の動作不良でよくあるのが断線、接触不良、サビ。
トリガーを引く➡スイッチが閉じて電気が流れて動く こうなるはずですが、実際に動作確認すると、トリガーを引いてもスイッチが閉じない(銅板が接触しない)ことが分かりました。
長年の使用により、銅板の位置がずれてしまったものだと思います。
銅板の位置を、トリガーを引いた際に銅板が接触できるように指で調整。
調整済みが次の写真です。接触できるようになりました。
この状態で電池を入れ、動作確認を行ったら無事に動きました。
あとは逆の手順で組み上げていけば修理完了になります。
・・・が、ここで気になる部分が!
下部パーツの上部分が可動するようになっています。
本来ならば、ガチガチッ!と音が鳴りながら動かせるのですが・・・どうも緩い・・・。
こちらについても、直せるか見ていきました。
上部のパーツを見ていきます。
赤い部品がもう少し外側に出てくれれば、下部パーツにしっかり固定されるようになります。この赤い部品の調整を行います。
短いネジが4ヵ所のみだけで固定されています。
ネジを外し、蓋を取ると、調整する部品にアクセスできます。
赤い部品がある部分を取り出してみます。
バネの力で外側に押し出していることが分かります。
この赤い部品を外側に押し広げるよう調整を行います。
このパーツの裏側を見てみると、真ん中にネジがあります。
このネジを締めたり緩めたりすることで、赤い部品の調整を行えます。
今回は外側に広げたいので、2回転ほどネジを緩めました。
この作業を両方の部品に行います。
調整後に各パーツを組み直していきます。
上部の部品を動かしたとき、ゆるゆるではなく、ガチガチっ!と鳴って可動できるようなっているか確認し、問題なければこれにて修理完了になります!