何かが違う気がするのに、それをうまく言えない夜
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何かが違う気がする...
でも、
それが何なのかは
うまく言えない。
冷たい言葉を言われたわけじゃない。
はっきり距離を取られたわけでもない。
返事だって一応ある。
それなのに、
なぜか前みたいには安心できない。
なぜか心だけが
静かにざわついてしまう。
そんな夜ってありますよね。
前と同じように話しているはずなのに、
少しだけ温度が違う気がする。
前と同じようにやりとりしているはずなのに、
どこかで触れられない感じがする。
はっきりした理由がないからこそ、
この違和感は苦しいんですよね。
もしわかりやすく冷たくされたなら、
まだ整理しやすい。
もしはっきり距離を置かれたなら、
つらくても受け止める形はある。
でも実際は、
そうじゃないことのほうが多い。
少しだけ違う。
でも、その少しを
ちゃんと説明できない。
だから余計に、
自分の感覚まで疑いたくなってしまう。
『考えすぎかな』
『気のせいかもしれない』
『こんなことで不安になるのはよくないかな』
そんなふうに、
自分をなだめようとすることもありますよね。
でも、
言葉にできない違和感って、
ないものではないんです。
説明できないから間違い、
ではないんですよね。
むしろ恋の中では、
はっきり言葉になる前の小さな変化を
心が先に感じ取ってしまうことがあります。
返事の深さ。
会話の間。
声のやわらかさ。
向けられ方の密度。
そういう細かいものが
少しずつ変わると、
心はちゃんと反応します。
でもそれは目に見えにくいから、
自分でも『何に引っかかっているのか』が
わからなくなりやすい。
ここがつらいところです。
何かが違う気がする。
でも証拠みたいなものはない。
だから、
不安だけを抱えたまま
夜を越えなきゃいけなくなる。
その時間って、
すごく消耗するんですよね。
しかも、
こういう違和感を持つときほど、
心は勝手にいろんな答えを作り始めます。
もう気持ちが薄れてるのかな。
私だけがまだ大事にしてるのかな。
このまま少しずつ離れていくのかな。
まだ何も決まっていないのに、
心だけが先に
いちばんこわい場所まで行ってしまうことがあります。
でも、
ここで忘れないでいてほしいのは、
違和感を持つことと
悪い結論を出すことは
同じじゃないということです。
何かが違う気がした。
それは大事な感覚。
でも、
その瞬間に
『もう終わりかもしれない』
まで飛ばなくてもいいんです。
今日は少し遠く感じた。
今日は前より安心できなかった。
今日はうまく受け取れなかった。
そのくらいのところで、
いったん止まってあげること。
それだけでも、
心の苦しさは少し違ってきます。
優しい人ほど、
こういう違和感を
すぐ気のせいにしようとします。
信じたいから。
疑いたくないから。
自分が重い人になりたくないから。
でも、
感じたものまで
なかったことにしなくていいんですよね。
違和感は、
相手を責めるためのものじゃなくて、
自分の心が
『今、少し苦しいよ』
と教えてくれているサインでもあるから。
だから、
何かが違う気がするのに
それをうまく言えない夜は、
無理に答えを出さなくて大丈夫です。
ただ、
自分の心が感じたものを
雑に扱わないでいてあげてください。
こわかった。
少し寂しかった。
前と同じようには受け取れなかった。
まずはそのくらいでいいんです。
恋の中でいちばんつらいのは、
違和感そのものより、
それを感じた自分まで
否定しながら過ごすことかもしれません。
何かが違う気がするのに、
それをうまく言えない夜。
それは、
あなたが弱いからじゃない。
ちゃんと大事にしてきたからこそ、
小さな変化にも気づいてしまうだけなんです。
だから今夜は、
無理に平気にならなくて大丈夫です。
無理に『考えすぎ』で終わらせなくても大丈夫。
言葉にできない違和感にも、
ちゃんと意味があることがあります。
その感覚を持てることは、
恋を苦しくする力じゃなくて、
本当は自分の心を守るための力でもあるからです。