こんにちは。越境ECサイト制作者の太田です。
「もし抹茶を海外に売るとしたら?」をテーマにしたシミュレーション、第5回です。
前回は「ペルソナ」を決めました。今回は「どの国・エリアに売るか決める」です。
越境ECを始めるとき、「世界中どこでも売れる!」と最初から全世界を対象にしてしまう人がいますが、これはおすすめしません。
最初は「1つの国」に絞るののがおすすめです。小さく始めて大きく育てる感じです。小リスクで始められるかと思います。
1. なぜ最初は「1か国」に絞るべきなのか?
国によって、送料、関税のルール、法律、そして「国民性」がまったく違います。
最初から複数の国を相手にすると、設定やトラブル対応が複雑になりすぎて、必ずパンクしてしまいます。
アメリカ人の友人に相談した時も、「関税の問題などがあるから、まずは1か国に絞った方がいい」とアドバイスをもらいました。
2. 私が「オーストラリア」を選んだ理由
私が実際に包丁を販売する国として「オーストラリア」を選んだのには、明確な理由があります。
1.ホストファミリーがいて親近感があった
2.オーストラリア人が優しい国民性だと知っていた
3.多国籍国家で、自国愛が強い文化を理解していた
「英語圏だから」「市場が大きいから」という理由だけでなく、「自分がその国の人たちを理解できているか」を重視しました。
3. 国を選ぶときの4つのリサーチポイント
抹茶を売る国を決めるときも、以下の4つの視点から多方面にリサーチすることが大切です。
リサーチポイント
チェックする内容
① 国民性の理解
その国の人たちはどんな価値観を持っているか?(例:オーガニックへの関心度など)
② トラブル時のリスク
訴訟になる頻度が高い国ではないか?クレーム対応は難しくないか?
③ 国際事情・関税
現在の国際情勢は安定しているか?関税のルールは複雑すぎないか?
④ リサーチのしやすさ
自分がその国の情報を正確に調べられるか?(言語の壁など)
4. リサーチが後々の「負担」を減らす
「とりあえずアメリカでいいや」と安易に決めると、後から複雑な税金ルールや厳しいクレーム対応に追われることになります。
自分がターゲットにしたい国を決め、国民性やリスクを事前にしっかりリサーチして始動すること。
これが、後々の自分の負担を大きく軽減することにつながります。
今回の抹茶シミュレーションでも、引き続き「オーストラリア」をターゲット国として進めていきます。
次回は第6回「輸出規制・法律を調べる」です。
抹茶(食品)を海外に送る際の最大の壁、検疫や法律について解説します。お楽しみに!
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