【全12回】第2回「もし抹茶を海外に売るとしたら?」越境ECシミュレーション:どのブランド・商品を選ぶか

【全12回】第2回「もし抹茶を海外に売るとしたら?」越境ECシミュレーション:どのブランド・商品を選ぶか

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ビジネス・マーケティング

こんにちは。越境ECサイト制作者の太田です。

「もし抹茶を海外に売るとしたら?」をテーマにしたシミュレーション、第2回です。
前回は「何を売るか」を決めました。今回は**「どのブランド・商品を選ぶか」**です。

初心者がいきなり大量に仕入れて在庫を抱えるのは、一番の失敗要因です。
まずは「リスクを抑えつつ、売れるかを確認する(テスト販売)」ことから始めるのが鉄則です。



1. 「何が他と違うのか」を明確にする
一口に抹茶と言っても、Amazonなどで売られている格安の抹茶と価格競争をしてはいけません。
「誰に」「どんなシーンで」飲んでほしいかを考え、**「人から買う理由」**を作ることが重要です。

比較ポイント 考えるべきこと
値段 安さで勝負しない。付加価値をつけて適正価格で売る。
品質 自分が本当に毎日飲みたいと思える美味しさか?
売り(特徴) 「香りが良い」「無添加・オーガニック」「お菓子作りにも使える」など、他との違いは何か?
中身のお茶が同じでも、パッケージ次第で売価は3倍変わります。
初心者のうちは、お茶の袋はシンプルなものを選び、Canvaなどで自分でデザインしたラベルを貼るだけで、グッと魅力的な商品になります。



2. 仕入れ先の探し方
「どこで仕入れるか」よりも**「どんな関係で仕入れるか」**が重要です。
ネットの卸サイトは最後の手段。最初は、地元の小さなお茶屋さんや、小規模で丁寧に作っている抹茶農家(京都の宇治、愛知の西尾など)に直接連絡を取ることをお勧めします。

相見積もりとサンプル請求
3社ほどに「抹茶の販売を始めたい」と問い合わせ、サンプルを取り寄せて自分で飲み比べます。
自信を持って「美味しい」と思えないものは、結局売れません。

最初のメールの送り方
「ただ仕入れたい」というメールは無視されがちです。
なぜそのメーカーの抹茶なのか、どれほどその味に惚れ込んでいるかを少し熱すぎるくらいに書くのが、初心者がメーカーの心を動かすコツです。

【メール文面のポイント】
• 相手のお茶の品質に深く感銘を受けたことを伝える
• 自分のショップのメイン商品として扱いたい熱意を伝える
• 小ロットからの仕入れが可能か相談する
• サンプルや価格表の提供をお願いする

最初はメールですが、最終的には相手に会いに行って信頼を勝ち取るのが一番です。
私もオーストラリアに包丁を売る際、最初はメールでしたが、実際に職人さんに会いに行ったことで信頼関係が生まれました。



3. 少量でテスト販売(スモールスタート)
最初からWordPressなどで高機能なECサイトを作ると、売れる前にサイト制作で疲弊してしまいます。
まずはInstagramの投稿から始め、DMで販売したり、無料のカートシステム(STORESやBASEなど)で手軽に販売してみましょう。

「まずは自分が本当に毎日飲みたいと思える抹茶を1つ見つける。そして、それを自分のSNSで『なぜこれを選んだか』というストーリーと一緒に発信してみる」

これが一番の近道です。

次回は第3回「競合リサーチをする」です。
選んだ抹茶をどうやって売っていくか、ライバルを分析する方法をシミュレーションします。お楽しみに!

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