インナーチャイルドについて短く説明します。

記事
コラム
私たちの心には、「大人の自分」 と 「子どもの自分」 が
同時に存在しています。

「いやいや、もう子供卒業してウン10年て経つから、
それはないよ」
「子供時代のことなんて忘れたワイ」
と思うかもしれませんが、居るんです、あなたの中に。

普段は素知らぬ顔して
「私、大人ですが何か?」として生活していますが、
ふとした瞬間に「子どもの頃の感覚」が顔を出すことがあるんです。

例を挙げてみます。

インナーチャイルドが出てきている時の行動、反応


他人のちょっとした一言、行動に過敏に反応してしまう。

人によく思われたいのと、嫌われるのが怖くて我慢してしまう。

本当は甘えたいし助けてもらいたいのに、大丈夫なふりをして強がる。

いつも中途半端なところで、投げ出す、諦める。

他人優先にしてしまう。

まだ、おきてもいない事を想像して不安になる。

凍りついて何も言えなくなる

目立ちたがりの行動をする

などなど。

これらは、一部で他にもまだまだあります。

皆さんも当てはまるものありますか?

ちなみに私は全部当てはまっていました(笑)

自分で意識してわかっていたり、
こうするのが当たり前と信じ込んでいて、
無意識にやってる場合両方あります。

自分で
「こんなんじゃ嫌だなー」、
「なんとか治らないかなー」、
と思っても、なかなか変えられない。

それがインナーチャイルドの特徴

ではなぜ変えられないか?



氷山モデルで見てみます
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心理学では心はよく「氷山」に例えられます。
水面の上に見えている部分は“意識”すなわち顕在意識ですが、
その下には大きな“無意識”潜在意識の部分があります。

インナーチャイルドは、この無意識の中に隠れています。

だから、頭で考えてもわからないし、
自分では普通にしてても気付きません。

海面下だもん。外からは見えないです。
しかも、大きい。

大人になってから
「なぜか同じ失敗を繰り返す」
「感情がコントロールできない」と感じるのは、
このインナーチャイルドがあなたの行動の舵をとっているからなのです。




どうして生まれるの?


インナーチャイルドは、幼少期の体験から生まれます。

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例えば、

泣く→怒られる → 感情を抑える

褒められる→安心する → 頑張りすぎる

親の期待に応える→愛される → 自分の本音を隠す

これはほんの一例でしかありません。

こんな感じで
「行動→経験→信念、習慣」
が作り上げられます。

そして、インナーチャイルドはなんとか生き抜くために

生存戦略を考えます。

なぜ「生存」なのかというと

幼い頃は、親もしくは保護者がいないと生きる術を知らないから。
大人がいないと実際生きていけません。

この親なり、大人に見放されたら死を意味するから。
それを感覚で子供はわかっています。

なので、怒られると、本気で恐怖を感じ
愛されようと、無我夢中で頑張り続けるのです。


この小さな体験が心の奥に1ページ、1ページと書き込まれ、
保存され、インナーチャイルドファイルの完成です。

そしてここに保存されたファイルは
時間がたった今でも
似たような状況を感じ取ると
自動再生され感情がざわつき、それに名前をつけようと思考が動き
幼い頃の生存戦略が出てきます。

例え話


夫のび太が居間で横になりながら漫画を読んでいます。
のび太は久しぶりの何も予定がない日曜、
のんびりと趣味の漫画を読んでいるだけ。

そこに妻しずか登場。

しずかは泣き出します。
そして
「のび太さんは私を愛していない」
そう言います。

のび太はびっくりして
「どうしたんだ?しずかちゃんと」
聞きます。

「もういい、のび太さんなんか知らない(怒り)」
そういうと腕を組んでプイッと横を向いてしまいます。

そう、しずかちゃんの
インナーチャイルドが水面上に浮き上がってきてしまったのです。

なぜ浮き上がってきたのか?
それは
「日曜の昼下がり居間で寝転んで読書をする」
というキーワードでした。

昔しずかちゃんが4歳の頃その事件は起こりました。

しずかちゃんには
いつも仕事で帰りの遅いお父さんがいました。

そしてやっと待ちに待った日曜日。
お父さんと遊べると思っていたしずかちゃん。

しかし、お父さんはたまの休み。
居間でゴロゴロしながら新聞を読んでいます。

しずかちゃんの
「お人形遊び一緒にしよう!」
「一緒に公園に行きましょう!」
の声かけを断ります。

グサリ。
楽しみにしていたから余計悲しむしずかちゃん。
泣いてしまいます。
「お父さんは私のことなんてどうでもいいんだ」と
一つの思い込みが形成されました。

はい、インナーチャイルドの形成です。

さらにおまけとしては、
プイッと拗ねることでお父さんは
しずかちゃんに向き直します。

もう一個「生存戦略」獲得。

そして月日が経ち
しずかちゃんは40代に。
正真正銘の大人。

しかし、
その禁じられたキーワードにより
4歳のしずかちゃんにタイムスリップ。

もう自分でも
「のび太さんは、たまにはのんびり漫画を読みたいだけ」
と知っているにもかかわらず
泣きじゃくり、しまいには子供のように
プイッとしてしまいました。

そしてそんなしずかちゃんを見て初めは驚いたものの
怒りが込み上げてくるのび太
「しずかちゃんは僕が疲れているのにどうでもいいんだ」

のび太のインナーチャイルドも負けじと水面下から浮上してきました。

野比家の居間は戦場に、、、、、、


ここまで読むと、インナーチャイルド、
なんか、厄介なやつ、
て思うかもしれませんが、

インナーチャイルドは“問題”ではありません。
むしろ、あなたを守るために必死に頑張ってくれた存在です。

インナーチャイルドのお陰でここまで生き延びれた、
といっても過言ではありません。

ただ、大人になった今でもそのルールを守り続けていると、本当の自分らしさを発揮できなくなってしまいます。人間関係、仕事、恋愛、子育て、様々な悩みに関わってきます。

だからこそ、あなたの中のインナーチャイルドに気づき、優しく声をかけてあげることが大切です。
「もう大丈夫だよ」「ありがとう」と伝えることで、心は少しずつ自由になっていきます。

是非インナーチャイルドを癒して、自分らしく、
生きれるようになってください。

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